ミメーシス
著者
書誌事項
ミメーシス
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1994.2
- 上
- 下
- タイトル別名
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Mimesis : dargestellte Wirklichkeit in der abendlandischen Literatur
ミメーシス : ヨーロッパ文学における現実描写
- タイトル読み
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ミメーシス
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注記
底本: 筑摩叢書「ミメーシス : ヨーロッパ文学における現実描写」(筑摩書房, 1967年3月刊).
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480081131
内容説明
ホメーロス(『オデュッセイア』)にはじまってヴァージニア・ウルフ(『灯台へ』)にいたる三千年におよぶヨーロッパの文学作品。この豊饒な流れから具体的なテクストをえらび、文体美学の分析批評方法を駆使しながら現実模写・描写—、ミメーシスを追求する。全二十章のうち、本巻ではホメーロスからラ・サールまでの十章を収録。
目次
- 第1章 オデュッセウスの傷痕
- 第2章 フォルトゥナタ
- 第3章 ペトルス・ウァルウォメレスの逮捕
- 第4章 シカリウスとクラムネシンドゥス
- 第5章 ロランがフランク勢の殿軍に推挙された次第
- 第6章 宮廷騎士の出立
- 第7章 アダムとエヴァ
- 第8章 ファリナータとカヴァルカンテ
- 第9章 修道士アルベルト
- 第10章 シャステルの奥方
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480081148
内容説明
ドイツ伝来の精神史研究と社会学的方法の成果を用い、すばらしい切れ味の文体分析により、ヨーロッパ文学のミメーシス—、文学理論の根底に横たわる現実描写の流れを追求する。ホメーロスからヴァージニア・ウルフにいたるヨーロッパ文学の本質をとく画期的文学論。1946年に出版されて以来、学者・批評家のみならず広く世界中の文学界に激しい知的興奮をもって迎え入れられた不朽の名作。全二十章のうち、本巻ではラブレーからヴァージニア・ウルフまでの十章を収録。
目次
- 第11章 パンタグリュエルの口中の世界
- 第12章 人間の本性
- 第13章 疲れた王子
- 第14章 魅せられたドゥルシネーア
- 第15章 偽信者
- 第16章 中断された晩餐
- 第17章 楽師ミラー
- 第18章 ラ・モール邸
- 第19章 ジェルミニィ・ラセルトゥー
- 第20章 茶色の靴下
「BOOKデータベース」 より