都市の遊歩者
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書誌事項
都市の遊歩者
(パサージュ論 / ヴァルター・ベンヤミン著 ; 今村仁司 [ほか] 訳, 3)
岩波書店, 1994.3
- タイトル別名
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Das Passagenwerk
- タイトル読み
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トシ ノ ユウホシャ
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注記
その他の訳者: 大貫敦子, 高橋順一, 塚原史, 三島憲一, 村岡晋一, 山本尤, 横張誠, 與謝野文子
原著 (Frankfurt am Main : Suhrkamp Verlag, 1982. Herausgegeben von Rolf Tiedemann) の翻訳. (Gesammelten Schriften, unter Mitwirkung von Theodor W. Adorno und Gershom Scholemのv.1, v.2と同一のテキスト)
内容説明・目次
内容説明
遊歩者(フラヌール)は都市を自分の夢の中に引き込み、街路は彼を遠くに消え去った時間へと連れていく、追憶と陶酔にひたって通りを散策する者は、目に映りゆく過去の建造物や読書の知識を自らが経験したもののように覚醒させる。遊歩者はこうして歴史の瞬間に立ち会う。プルースト的時間論を展開してベンヤミン自身の追悼的想起論を探究する「K」「L」「M」、都市の経験と近代の行為を洞察する「O 売春、賭博」など、思想的方法論が文学的につづられる美しい断章群。
目次
- K 夢の街と夢の家、未来の空間、人間学的ニヒリズム、ユング
- L 夢の家、博物館、噴水のあるホール
- M 遊歩者
- O 売春、賭博
- P パリの街路
- Q パノラマ
- T さまざまな照明
- V 陰謀、同業職人組合
- Z 人形、からくり
- k コミューン
- m 無為
- p 人間学的唯物論、宗派の歴史
「BOOKデータベース」 より