解体される子どもたち : 少年犯罪の政治学

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解体される子どもたち : 少年犯罪の政治学

芹沢俊介編著

青弓社, 1994.3

Title Transcription

カイタイ サレル コドモ タチ : ショウネン ハンザイ ノ セイジガク

Available at  / 135 libraries

Note

執筆:向井吉人ほか

Description and Table of Contents

Description

学校、家庭、社会というシステムが子どもたちに強いる「抑圧」と、解き放たれたいと願う子どもたちとの接点に生じる危機的空間。そこに多発する少年犯罪と教育〈政治学〉の構造連関をあますところなく照らし出す。

Table of Contents

  • 序 非行の起源をめぐって
  • 市場社会における感受性の行方
  • 〈見る側〉の居場所・〈見られる側〉の居場所
  • 教室が怖い—保健室登校の風景
  • 塾のなかの子ども
  • 体罰の連環
  • 血縁と非血縁のあいだ—血の繋がらない親子関係の構築を通して
  • 学校化社会の「底辺」を生きる子ども—保護観察の「場」から見た少年犯罪
  • 「補導」のイメージ—〈つかまえる〉と〈たすける〉
  • 松山いじめ自殺事件—学校という「理念」のカプセル
  • 飛翔する死のメッセージ—水戸・女子中学生の集団自殺事件
  • 〈暴走族〉の誕生と解体—数字のなかの少年犯罪
  • 「登校拒否」という迷走—行きたくなくても「行きたい」学校
  • 限界としての権力

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Details

  • NCID
    BN10663815
  • ISBN
    • 4787230824
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    297p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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