解体される子どもたち : 少年犯罪の政治学
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解体される子どもたち : 少年犯罪の政治学
青弓社, 1994.3
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カイタイ サレル コドモ タチ : ショウネン ハンザイ ノ セイジガク
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Note
執筆:向井吉人ほか
Description and Table of Contents
Description
学校、家庭、社会というシステムが子どもたちに強いる「抑圧」と、解き放たれたいと願う子どもたちとの接点に生じる危機的空間。そこに多発する少年犯罪と教育〈政治学〉の構造連関をあますところなく照らし出す。
Table of Contents
- 序 非行の起源をめぐって
- 市場社会における感受性の行方
- 〈見る側〉の居場所・〈見られる側〉の居場所
- 教室が怖い—保健室登校の風景
- 塾のなかの子ども
- 体罰の連環
- 血縁と非血縁のあいだ—血の繋がらない親子関係の構築を通して
- 学校化社会の「底辺」を生きる子ども—保護観察の「場」から見た少年犯罪
- 「補導」のイメージ—〈つかまえる〉と〈たすける〉
- 松山いじめ自殺事件—学校という「理念」のカプセル
- 飛翔する死のメッセージ—水戸・女子中学生の集団自殺事件
- 〈暴走族〉の誕生と解体—数字のなかの少年犯罪
- 「登校拒否」という迷走—行きたくなくても「行きたい」学校
- 限界としての権力
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