伊藤整
著者
書誌事項
伊藤整
新潮社, 1994.4
- タイトル読み
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イトウ セイ
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注記
参考文献抄: p353-355
内容説明・目次
内容説明
文学的香気あふれる小樽の青春時代、同世代ながら対照的な人生を生きた小林多喜二との比較、梶井基次郎ら若き文学者たちとの交流、フロイト、ジョイスへの傾倒、そして「チャタレイ裁判」、『女性に関する十二章』で一躍有名になった戦後—。主な作品はもとより、バーのマダムとの交情を記した未公開日記等を読み解き、文学史上に異彩を放つ作家のアイロニーに満ちた人生を描き出す、本格的評伝。
目次
- 1章 小樽のひとびと
- 2章 田園故郷を失ふ
- 3章 奸智と微笑
- 4章 “日本”といふ幻影
- 5章 戦後
- 6章 芸の理論と我執三部作
「BOOKデータベース」 より