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芥川文学の方法と世界

清水康次著

(近代文学研究叢刊, 3)

和泉書院, 1994.4

Title Transcription

アクタガワ ブンガク ノ ホウホウ ト セカイ

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Description and Table of Contents

Description

第一部の各論は、芥川の文学の出発時点への注目から生まれたものであり、『羅生門』『鼻』『芋粥』『偸盗』に重点をおいて、作品の構造・主題・方法・形成過程などを総合的に論じようとした。第二部の各論は、中期の一々の作品に対する注目から作者の方法に対する注目へと、問題意識が推移している。第三部の各論は、筆者の中では、それぞれに芥川の文学についてのまとめのための論文である。

Table of Contents

  • 『羅生門』論
  • 『羅生門』への過程
  • 『鼻』・『芋粥』論
  • 『偸盗』と風景
  • 『戯作三昧』の振幅
  • 『地獄変』の構造
  • 『奉教人の死』における両極
  • 物語と語り手
  • 『薮の中』の語り手たち
  • 群像を描く
  • 「野性」の系譜
  • 批判の方法
  • 『歯車』のことば
  • 晩年の位置

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Details

  • NCID
    BN10683969
  • ISBN
    • 4870886421
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    大阪
  • Pages/Volumes
    328p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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