漱石論 : 鏡あるいは夢の書法
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漱石論 : 鏡あるいは夢の書法
河出書房新社, 1994.5
- タイトル読み
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ソウセキロン : カガミ アルイワ ユメ ノ ショホウ
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内容説明・目次
内容説明
ニーチェ、マルクス、フロイトの同時代人として生き、夢に憑かれ、鏡と女の変容を描き尽くそうとした漱石。気鋭のフランス文学者による作品世界の徹底的な読解をもとに提出された全く新しい漱石像。
目次
- この本はいかに書かれたか—あるいは“温度差”の発見
- 熱力学的ディスクール
- 夢の書法
- 漱石的風景を読む
- フロイト的地勢図を読む
- 鏡と女
- 漱石双籍・送籍・僧籍という署名
- 機知とユーモア
- Esの発見—『道草』という強度
- 「父の名」と翻訳—『三四郎』を読む
- 性愛の紋章学—新聞小説としての『それから』
- 「声」の検閲—『こゝろ』の話法を聴く
「BOOKデータベース」 より