語りとしての平家物語
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語りとしての平家物語
岩波書店, 1994.5
- タイトル読み
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カタリ トシテノ ヘイケ モノガタリ
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注記
索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
平家物語は、琵琶法師が語るのを人びとが座をなして共に聴いた語り物であった。近年目ざましく進んだ平家琵琶や琵琶法師の実態についての研究成果をふまえ、物語論の方法を援用しつつ、語りとしての平家物語の成り立ちを明らかにする。諸本の厳密な文献学的な研究をもとにした新しい角度からの語り論。
目次
- 1 『平家物語』と平家琵琶(壇浦の琵琶法師;『平家物語』と叙事詩論;説話論から語り論へ;語り論の意味;語り系テクストの成り立ち;『平家物語』の成り立ち)
- 2 語りの平家(重衡物語;旧都での月見;いくさ語り—実盛最後と宇治川先陣;主役と連れ役;一谷合戦;やいばの験者、文覚)
「BOOKデータベース」 より