歌と詩の系譜
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歌と詩の系譜
(叢書比較文学比較文化, 5)
中央公論社, 1994.7
- タイトル読み
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ウタ ト シ ノ ケイフ
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内容説明・目次
内容説明
詩歌とは何かという問いに立返りつつ、和歌、漢詩・俳句・近代詩など多様なジャンルに亘る日本詩歌の姿を描き出す。
目次
- 叙景歌の抒情性—日本詩歌の本質についての試論
- 枠と縁—和歌の修辞法
- 日本文学と西洋文学における連想の特性
- 歌の発想形式と「こころ」の表現—万葉歌の表現をめぐって
- 王朝歌学とルネサンス詩学—模傲の理念と母国語意識
- 恋と閨怨の歌—和泉式部、魚玄機、ルイーズ・ラベ
- たはむれる、物語—歌のコンテクスト性をめぐって
- 草木の精の能にみる日本的自然観
- 松尾芭蕉におけるパロディーと異言語混淆
- 伝統のなかの短詩型—俳句とイマジズムの詩
- ものの意味とものの生命—近代詩の抒情に関する比較文化的考察〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より