知里真志保の生涯 : アイヌ学復権の闘い

書誌事項

知里真志保の生涯 : アイヌ学復権の闘い

藤本英夫著

草風館, 1994.6

タイトル読み

チリ マシホ ノ ショウガイ : アイヌガク フッケン ノ タタカイ

大学図書館所蔵 件 / 80

この図書・雑誌をさがす

注記

新潮社 1982年刊の再刊

知里真志保年譜: p266〜274

内容説明・目次

内容説明

アイヌ出身のエリート言語学者の凄絶な人生。ユーカラ伝承者である伯母、金成マツ、『アイヌ神謡集』を書き残した姉、知里幸恵を輩出した名族に育ち、エリートの道を歩んだ本書の主人公は、“アイヌの言霊(ことだま)”に導かれてアイヌ語学の体系化に一生を捧げた。強者の歴史に抗ったアイヌの言語学者の若悩の生涯を、あとうかぎりの関係者に取材、綿密な考証のもとに描いた迫神の伝記。

目次

  • 1 アカシアの花
  • 2 姉と弟と猫のいる風景
  • 3 忘れ得ぬ人びと
  • 4 青葉若葉のころ
  • 5 ああ玉杯に
  • 6 「僕は北海道へ帰る」
  • 7 内側からのアイヌ語の道
  • 8 ツゲの木
  • 9 盗まれた卒業論文
  • 10 オホーツクの海
  • 11 アイヌ語の面白さ
  • 12 背の低い人たち
  • 13 サレコーベの思い出
  • 14 新しい友情
  • 15 友情の破綻
  • 16 心の秘境
  • 17 海はみえない
  • 知里真志保年譜—その業績を中心に

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ