歴史学概論
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歴史学概論
(講談社学術文庫, [1144])
講談社, 1994.9
- タイトル読み
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レキシガク ガイロン
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注記
主要文献解題: p302-313
内容説明・目次
内容説明
歴史学とは何か。古代ギリシアのヘロドトスから、ローマ帝国末期のアウグスティヌス、ルネサンスの人文学者やフランスの啓蒙思想家を経て、十九世紀ドイツのランケに至って近代歴史学は成立した。その発達段階を明快に分析しながら、古代から中世への転換期の歴史意識の研究など、現代歴史学の問題点をも論及。西洋史学の泰斗が、「歴史することの妙味」と歴史を学ぶ心構えを懇切に説いた必読の書。
目次
- 第1部 歴史学とは何か(日本人と歴史;歴史的なものの考え方について;歴史学の発達;現代歴史学の特性と課題;歴史学と他の学問領域との関係;歴史学の分化と歴史補助学の発達;歴史学研究への具体的な途)
- 第2部 現代歴史学の問題点(ヨーロッパにおける歴史研究の課題と方法;歴史と現実;地域史研究の効用と限界)
「BOOKデータベース」 より