中国の死刑制度と労働改造

Bibliographic Information

中国の死刑制度と労働改造

鈴木敬夫編訳

(アジア法叢書, 18)

成文堂, 1994.8

Title Transcription

チュウゴク ノ シケイ セイド ト ロウドウ カイゾウ

Access to Electronic Resource 1 items

Available at  / 109 libraries

Note

原著者: 高銘喧ほか

Description and Table of Contents

Description

中国刑法には、少殺の政策、懲罰と寛大を結びつける《死緩》条項がある。これは“極悪”とされた犯罪者に対して「執行猶予二年つき判決」を下し、二年間の《労働改造》を行い、もし改悛しなければ死刑を執行するという制度である。本書は、この中国的特色をもつ社会主義法制を通じて死刑制度の在り方を問うものである。

Table of Contents

  • 第1章 中国の死緩制度論(死刑を正しく認識し、適用することについて;我が国の死緩制度について;死緩等刑罰の種類に関する諸問題;死緩制度の適用とその完全性について;死緩制度の必要性に関する試論;死緩犯に対する減刑と仮釈放の問題について;死緩犯の「改造を拒み情状が悪質」についての分析)
  • 第2章 経済犯罪と死刑の適用(経済犯に対する死刑適用の当否)
  • 第3章 中国における反革命罪論(反革命罪とは何か;中国における反革命罪の意義;反革命罪に未遂が成立するか否かという問題)
  • 第4章 労働改造法の理論(毛沢東思想が導く労働改造法学;労働改造法学の理論問題に関する研究)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BN11324145
  • ISBN
    • 4792313422
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    chi
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 298p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top