北村透谷
著者
書誌事項
北村透谷
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1994.10
- タイトル読み
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キタムラ トウコク
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注記
年譜: p268-277
参考文献: p278-284
北村透谷の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
江戸期のデカダンスを濃く曳きながら、文明開化による破壊と建設をおこなおうとしていた近代日本。詩人であり、思想家でもある北村透谷は、その知的混沌の不幸を背負いつつ新たな文学の可能性を追求した。近代精神の深い亀裂にみまわれたその作品『楚因之詩』『蓬莱曲』を中心に、評論・随筆、晩年の叙情詩まで、一人の天才の栄光と悲惨、壮大な思考実験の軌跡をたどる。
目次
- 第1章 アンビションと初期漢詩
- 第2章 回心
- 第3章 『楚因之詩』
- 第4章 バイロンの翳
- 第5章 『蓬莱曲』(一)
- 第6章 『蓬莱曲』(二)
- 第7章 恋愛と風流—批評文(一)
- 第8章 自然と社会—批評文(二)
- 第9章 最後の抒情詩
「BOOKデータベース」 より