文学のとき
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文学のとき
(白水Uブックス, 1030 . エッセイの小径||エッセイ ノ コミチ)
白水社, 1994.9
- タイトル読み
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ブンガク ノ トキ
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内容説明・目次
内容説明
折にふれて綴られた文学についてのエッセイの名品16篇。中原中也、吉田一穂、中里恒子への親近の歴史をふりかえりながら、中也の不幸、一穂の厳しさ、中里の孤独を切迫した感動で描写した人物スケッチをはじめ、ブロッキー、クンデラの最近作への鋭い考察、さらに、日本にとってのヨーロッパの意味とは何かを問う力作「荷風を読んで」など、著者の文学への熱度の高さをあますところなく伝える。
目次
- 1(一本の木;ソロモンの歌;最初の喪失)
- 2(二重の眼;源氏の中の時;今は昔、千一夜物語;「東欧」からの便り;にがい米、にがい真実 ほか)
- 3(中原中也のこと;吉田一穂のこと;むかし女ありけり—中里恒子追悼)
- 4 (荷風を読んで)
「BOOKデータベース」 より