構造と解釈
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構造と解釈
(ちくま学芸文庫, [ワ-3-1])
筑摩書房, 1994.11
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コウゾウ ト カイシャク
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底本: 放送大学教材「構造と解釈」(放送大学教育振興会, 1988年3月刊)
Description and Table of Contents
Description
ソシュールの言語学から始まり、レヴィ=ストロースの人類学によって現代思想として定着をみた「構造主義」。一方、ディルタイに源を発し、ハイデッガーとガダマーによって20世紀の中心的な哲学思想となった「解釈学」。さて、「構造主義」はいかなる「解釈学」的前提にもとづいて成り立つ思想であるのか。また、逆に「解釈学」はどのような「構造」を内に秘めて成り立つ哲学なのか。加えて、この二つの哲学思想のどちらがより優れた認識なのか。従来、個別に論じられがちだった、この20世紀の二大潮流の連関を見極め、近代科学的な構造認識の意義と限界を検討する。
Table of Contents
- 「構造と解釈」への問い
- 構造主義の登場
- 構造主義における構造
- 構造分析の実例とその帰結
- 構造主義への批判
- 近代科学の背景
- 近代的知の射程
- ラッセル批判
- ディルタイと解釈学
- ハイデッガーの解釈学的現象学〔ほか〕
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