奇蹟への回路 : 小林秀雄・坂口安吾・三島由紀夫

書誌事項

奇蹟への回路 : 小林秀雄・坂口安吾・三島由紀夫

松本徹著

勉誠社, 1994.10

タイトル読み

キセキ エノ カイロ : コバヤシ ヒデオ サカグチ アンゴ ミシマ ユキオ

大学図書館所蔵 件 / 73

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

三島由紀夫を中心に小林秀雄・坂口安吾らが、文学によってそれぞれの生を救済したいとなみを、作品から鋭く照射する。真摯かつ着実な読みで知られる批評家が、評論の本道をここに実現。

目次

  • 1(文学といふ「奇蹟」—坂口安吾の企て;坂口安吾の歴史観)
  • 2(当り前の生—小林秀雄『本居宣長』について;日常人との出会ひ—小林秀雄と本居宣長;小林秀雄の故郷—「故郷を失った文学」について)
  • 3(三島由紀夫の家;三島由紀夫とアメリカ;古今和歌集の絆—蓮田善明と三島由紀夫 ほか)
  • 4(空想する異端者正宗白鳥論;怒りと無常藤枝静男論)
  • 5(変容する登場人物—大庭みな子、津島佑子、古井由吉の近作;基本の小説—大江健三郎、中上健次、村上春樹を中心に)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ