教育亡国
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教育亡国
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1995.3
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キョウイク ボウコク
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教育亡国
1995
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教育亡国
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Description and Table of Contents
Description
いま、学校は教育の場所ではなくなっている。そのための環境が根底から破壊されてしまったからだ。教育を通じて、日本は確実に亡びに向かっている。その原因はいったいどこにあるのだろうか。ふりかえれば、戦後の教育改革は計三度行われている。第一の改革は、まさに「革命」と呼ぶに値するが、第二・第三の改革は、その初心に対する裏切りだった。この裏切りが、その後の教育の荒廃を準備した。戦後教育改革の変質を助長し続けた、文部省をはじめとする教育行政の責任をつぶさに追及しつつ、教育のよみがえりを担う主体の形成を説いた、林竹二の遺言。
Table of Contents
- 戦後の教育改革は第二の開国であった
- いま、学校に教育はあるのか、またありうるのか—内申書裁判をめぐって
- 私がいわゆる大学紛争のなかで見たもの
- 戦後教育の初心とは何であったか
- 裏切られた革命
- いわゆる再改革の行きついたところ
- 責任をもつものは責任をとらねばならない
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