東アジア往還 : 漢詩と外交

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東アジア往還 : 漢詩と外交

村井章介著

朝日新聞社, 1995.3

タイトル読み

ヒガシアジア オウカン : カンシ ト ガイコウ

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内容説明・目次

内容説明

遣唐使や菅原道真の時代から、東アジアの外交上の共通言語は漢詩文であった。中国を中心とする人々の往来の中で・公的・私的に多くの漢詩が唱和され、異国間の人々の内面の交流が可能となった背景には、詩のもつ、民族や思想のちがいを超えた世界性があった。九世紀から十七世紀まで、環シナ海と環日本海を舞台に展開した日本・琉球・朝鮮そして中国の人々の交流史を、漢詩のほか、仏像・経典・銭貨・陶磁などの文物を素材に、生き生きと描く。

目次

  • 第1章 漢詩と外交
  • 第2章 渡来僧の世紀
  • 第3章 龍泉窯青磁
  • 間章 漂風高麗人と禅僧
  • 第4章 中世日朝交渉のなかの漢詩
  • 第5章 十五〜十七世紀の日琉関係と五山僧
  • 付章 中世における東アジア諸地域との交通

「BOOKデータベース」 より

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