東アジア往還 : 漢詩と外交
著者
書誌事項
東アジア往還 : 漢詩と外交
朝日新聞社, 1995.3
- タイトル読み
-
ヒガシアジア オウカン : カンシ ト ガイコウ
大学図書館所蔵 件 / 全133件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
遣唐使や菅原道真の時代から、東アジアの外交上の共通言語は漢詩文であった。中国を中心とする人々の往来の中で・公的・私的に多くの漢詩が唱和され、異国間の人々の内面の交流が可能となった背景には、詩のもつ、民族や思想のちがいを超えた世界性があった。九世紀から十七世紀まで、環シナ海と環日本海を舞台に展開した日本・琉球・朝鮮そして中国の人々の交流史を、漢詩のほか、仏像・経典・銭貨・陶磁などの文物を素材に、生き生きと描く。
目次
- 第1章 漢詩と外交
- 第2章 渡来僧の世紀
- 第3章 龍泉窯青磁
- 間章 漂風高麗人と禅僧
- 第4章 中世日朝交渉のなかの漢詩
- 第5章 十五〜十七世紀の日琉関係と五山僧
- 付章 中世における東アジア諸地域との交通
「BOOKデータベース」 より