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評論

鮎川信夫著

(鮎川信夫全集 / 鮎川信夫著, 2-4)

思潮社, 1995.4-2001.12

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タイトル読み

ヒョウロン

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注記

監修: 三好豊一郎, 吉本隆明, 大岡信

評論3の付録「別冊拾遺集」は別書誌(BA56555375)

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784783722847

内容説明

傷痍軍人療養所の病棟で書かれた「戦中手記」を読むと、すでに「敗戦」は予知され、「戦後」は先取りされていたことが判る。戦後まもなく書き始められた「現代詩とは何か」全六章は「戦後の詩の原理」として、近代以降の詩の考え方を根底から一変させてしまった。戦後の「知識人論」としても熱烈に読まれた『鮎川信夫詩論集』と『戦中手記』を中心にした評論1。

目次

  • 暗い構図―囚人に関するノート
  • 詩人の出発
  • 『荒地』について
  • 現代詩とは何か
  • 現代詩の機能
  • 覚書―現代詩の性格的変化と方向
  • 不安の貌
  • 批評家の態度に関するノオト
  • 近代詩人
  • 文学の摂理〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784783722854

内容説明

「歌う詩」から「考える詩」へ、詩に対する個人的社会的要求ががらりと変った戦後の変革期に直面して、真に現代的な詩の表現様式の法則を樹立した『現代詩作法』を中心に、「伝統的骨格」のない現代詩の困難さのなかで、いかに「詩の希望」を見出してゆくかを追求した「現代詩の分析」、抒情詩を肯定的精神の歌としてでなく、否定と絶望の「悲歌」として捉え直した『日本の抒情詩』、明治以後百年にわたる詩と詩人を、現代的視点から位置づけた『詩の見方』を同時収録した。

目次

  • 現代詩の分析
  • 現代詩作法(現代詩とは何か;現代詩をいかに書くか)
  • 日本の抒情詩
  • 詩の見方
巻冊次

3 ISBN 9784783722878

内容説明

第八回最終巻配本は「評論3」、待望の「詩人論」「文学、芸術論」集。圧巻の吉本隆明論五篇を中心に、朔太郎、順三郎から戦後詩人を位置づけ、『死の灰詩集』批判からはじまる文学者の戦争責任を論じた歴史的発言を一巻に収めた。別冊「拾遺集」一六〇頁を付録として添付。

目次

  • 詩人論(詩への希望—三好豊一郎;三好達治;吉野弘 ほか)
  • 海外詩人論(『燼灰』のなかから—T.E.ヒュームの精神;地獄の発見;「J・アルフレッド・プルフロックの恋歌」について ほか)
  • 文学論、芸術論(犠牲になった世代;批評精神について;詩人への報告 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN12552622
  • ISBN
    • 4783722846
    • 4783722854
    • 4783722870
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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