大衆の反逆
著者
書誌事項
大衆の反逆
(ちくま学芸文庫, [オ-10-1])
筑摩書房, 1995.6
- タイトル別名
-
La rebelión de las masas
- タイトル読み
-
タイシュウ ノ ハンギャク
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注記
La rebelión de las masas.の翻訳
底本は「大衆の反逆」(角川書店, 1967年9月刊)
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
1930年刊行の大衆社会論の嚆矢。20世紀は、「何世紀にもわたる不断の発展の末に現われたものでありながら、一つの出発点、一つの夜明け、一つの発端、一つの揺籃期であるかのように見える時代」、過去の模範や規範から断絶した時代。こうして、「生の増大」と「時代の高さ」のなかから『大衆』が誕生する。諸権利を主張するばかりで、自らにたのむところ少なく、しかも凡庸たることの権利までも要求する大衆。オルテガはこの『大衆』に『真の貴族』を対置する。「生・理性」の哲学によってみちびかれた、予言と警世の書。
目次
- 第1部 大衆の反逆(充満の事実;歴史的水準の向上;時代の高さ ほか)
- 第2部 世界を支配しているのは誰か(世界を支配しているのは誰か;真の問題は何か)
「BOOKデータベース」 より