近代自我の解体
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近代自我の解体
勉誠社, 1995.5
- タイトル読み
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キンダイ ジガ ノ カイタイ
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内容説明・目次
内容説明
“近代”の虚妄を衝く。丸山真男「超国家主義の論理と心理」を批判した「近代的自我の行方」をはじめ、保田与重郎・三島由紀夫・金子光晴論を機軸に、独自の読みで文芸論を展開する。
目次
- 近代的自我の行方
- 自己発見への道
- 日本回帰の内実—横光利一と三島由紀夫の場合
- 近代の無常—永井荷風と時の流れ
- 金子光晴『マレー蘭印紀行』論
- 日本浪曼派のイロニー
- 保田与重郎論
- 海辺の時間—阿部昭論
- 蘇る記憶—野呂邦暢論
- 日本に於けるトーマス・マン
- 水の上の迷宮—ホフマンスタールとヴェネチア
- ドイツの黄昏
- 「おたく」族考
- カフカ嫌いの弁
「BOOKデータベース」 より