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「在日」という根拠

竹田青嗣著

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 1995.8

タイトル別名

「在日」という根拠 : 李恢成・金石範・金鶴泳

「在日」という根拠 : 李恢成・金石範・金鶴泳

在日という根拠

タイトル読み

「ザイニチ」 ト イウ コンキョ

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注記

「「在日」という根拠 : 李恢成・金石範・金鶴泳」(国文社, 1983年1月刊)にII・IIIの文章を増補したもの

内容説明・目次

内容説明

欧米に追いつこうと急拵えした近代日本。いまだ重くのしかかる“家”。その歪みの中で個人はその位置をどう見出せばいいのか—この明治以来の大問題を日本人以上に鋭く、根源的に突きつけられたのは、「在日」朝鮮人、とりわけその二世、三世たちである。日本の戦後的な生の様式の中で、彼らの存在がはらんでいる現在的な意味を、李恢成、金石範、金鶴泳らの作品から摘出し、新たな可能性の地平へと解きひらく。

目次

  • 「在日」という根拠—李恢成、金石範、金鶴泳
  • 苦しみの由来
  • 沈みゆくものの光景
  • 「在日」ということ
  • 三つの名前について
  • 「在日」文学にみる「民族」の今—『流域へ』と「ほんとうの夏」
  • 主観としての普通、客観としての在日—姜信子『ごく普通の在日韓国人』〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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