若き日のカフカ
著者
書誌事項
若き日のカフカ
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1995.8
- タイトル別名
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Franz Kafka : eine Biographie seiner Jugend 1883-1912
- タイトル読み
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ワカキ ヒ ノ カフカ
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注記
年譜: p337-343
原著(Bern, 1958年刊)の翻訳
底本は「若き日のカフカ」(竹内書店, 1969年7月刊)の改訂版
内容説明・目次
内容説明
「書くこと」と「生きること」とが独自の緊密な統一体を作っているカフカの文学。それゆえに、作品を読むことが、必然的にカフカの生の探究へと私たちを誘うのだろう。幼年・青年時代に決定的な影響をあたえた「父親」の意味、対父親関係の延長としての外界との関係、プラハという独特な都市の環境、とりわけ、公用語でありながらその貧しさを露呈するプラハ・ドイツ語の位置づけ、カフカにとって1912年という年のもつ決定的な意義…親友マックス・ブロートの手になる唯一の伝記の空白を埋め、渉猟の限りを尽くしてカフカ文学の原郷に迫る。
目次
- 幼年時代、両親の家、小学校
- 高等学校(1893—1901年)
- 世紀の転換期のプラハ
- 大学と司法修習生時代(1901—1907年)
- 就職した初めの数年(1907—1912年)
「BOOKデータベース」 より