科学革命の歴史構造
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科学革命の歴史構造
(講談社学術文庫, [1198-1199])
講談社, 1995.10
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The historical structure of scientific revolutions
- タイトル読み
-
カガク カクメイ ノ レキシ コウゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全166件
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金沢大学 附属図書館中央図開架
上402:S252:18000-55352-X, 8000-55353-8, 8000-55354-6,
下402:S252:28000-55355-4, 8000-55356-2, 8000-55357-0 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061591981
内容説明
科学は連続的に形成・発展するものでなく、理論が急速に変革される「科学革命」の時代をもつ。本書ではこの視座から、科学史研究における全体史的方法について説き起こし、17世紀の危機と科学革命の様子や、近代科学形成の主役の1人、ガリレオ・ガリレイらの知的営為の結晶化を歴史的に論じ、更にフランス革命前後の科学思想について論及する。近代科学の発展の歴史構造を説く刮目の書。
目次
- 序論 科学史における全体史的方法
- 第1章 17世紀の危機と科学革命(ヨーロッパ近代科学と非西洋の近代;17世紀ヨーロッパの全般的危機 ほか)
- 第2章 ガリレオ・ガリレイ—近代技術的学知の射程(1930年代のガリレオ問題;ガリレオの“哲学”をめぐる論争 ほか)
- 第3章 フランス革命と科学思想(第二の科学革命;ジャコバン主義の科学論 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061591998
内容説明
本書では、19世紀のドイツの大学における科学のスタイル形成や、現代数学の理論的概念が世界観上の対立をも孕んで形づくられたこと、更にロシアにおける歪曲の歴史的経緯にもふれながらマルクス主義の科学理論について論じる。現代科学を総合的に捉えなおすには、数学や科学の内容に歴史的に通じることが必要であり、現代数学などの学問分野の理解には、歴史的アプローチが必須と説く意欲作。
目次
- 第4章 ドイツ近代大学建設と科学思想(第2の科学革命の第2幕;19世紀プロイセンの大学改革 ほか)
- 第5章 ヴァイマル文化と現代数学の始原(ヨーロッパの安定の時代とその危機;数学基礎論論争の展開 ほか)
「BOOKデータベース」 より