美術館からの逃走 : 現代「美術」は風景にからみつき
著者
書誌事項
美術館からの逃走 : 現代「美術」は風景にからみつき
現代企画室, 1995.6
- タイトル別名
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Escape from the gallery : deconstructed art in the landscape
- タイトル読み
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ビジュツカン カラノ トウソウ : ゲンダイ ビジュツ ワ フウケイ ニ カラミツキ
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注記
各章の見出し・概要の英訳: Stanley N. Anderson
内容説明・目次
内容説明
脱構築のアートとはなにか。現代美術の最前線を探る。80年代以降、日本では美術館の建築ブームがつづいている。しかし、皮肉にもちょうどその頃から、美術は猛烈なスピードでギャラリーから遠ざかっていった。美術も空間も、どこまでも限りなくアウトラインを喪失させていく。それは、建築によって象徴された知の体系からの逃走である。
目次
- 美術館よ、さようなら—建築と美術の狭間で
- 路上の誘惑—転写されたバリケード
- 土砂崩れの詩学—ランド・アートの系譜
- 解体への助走—場(トポス)をめぐる突然変異
- 建築を彫刻する—反建築家ゴードン・マッタ=クラークの場合
- 書割りになった町並み—ファサードにかぶさる非建築的言語
- 不法占拠された都市景観(タウンスケープ)—川俣正とメディオ・コスモス
- よみがえる廃棄空間—上棟式の逆転写〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より