メゾスコピック系の不思議

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メゾスコピック系の不思議

小野嘉之著

(Science break, 2)

丸善, 1995.10

タイトル読み

メゾスコピックケイ ノ フシギ

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内容説明・目次

内容説明

ミクロでもなく、マクロでもないメゾスコピック系と呼ばれる世界—最近は、なぜか中間の大きさを持った世界が注目を浴び、テクノロジーと学問の進歩に大きく貢献している。このあまり耳慣れない系は身近に存在しており、私たちの生活と無縁な世界ではない。このような世界ではもはや、従来の固体物理の常識では理解できない不思議な現象が起こる。本書は、数式にたよらず、この新しい領域に足を踏み入れた画期的な解説書である。

目次

  • 1 マクロ、ミクロ、そしてメゾ
  • 2 テクノロジーと物理学
  • 3 微粒子はメゾスコピック系の始まり
  • 4 アハロノフ‐ボーム効果とコンダクタンス揺らぎ
  • 5 バリスティックな伝導—歴史は繰り返す
  • 6 一電子輸送現象—電子の回転ドア
  • 7 フラーレンとカーボンナノチューブ
  • 8 光るシリコン
  • 9 人類はミクロの世界を支配できるか

「BOOKデータベース」 より

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