悪党の裔
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悪党の裔
(中公文庫, き-17-2,
中央公論社, 1995.12
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アクトウ ノ スエ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122024861
内容説明
播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい—楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武動乱の行方を決した男—赤松円心則村を通して描く渾身の太平記。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122024878
内容説明
苦闘の末、倒幕はかなった。だが恩賞と官位の亡者が跋扈する建武の新政に、明日があるとは思えなかった。乱がある—播磨に帰った円心は、悪党の誇りを胸にじっと待つ。そして再び、おのが手で天下を決する時はきた。足利尊氏を追って播磨に殺到する新田の大軍を、わずかな手勢でくい止めるのだ。赤松円心則村を通して描く渾身の太平記。
「BOOKデータベース」 より