書誌事項

江戸商人の経済学

童門冬二著

(丸善ライブラリー, 183)

丸善, 1996.1

タイトル読み

エド ショウニン ノ ケイザイガク

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内容説明・目次

内容説明

江戸時代、大名たちはそれぞれ「藩」という自分のくにを持ち、財政的には自己完結しなければならなかった。つまり「経営」が必要だった。その時に手っ取り早く導入できるのは、何といっても「商人の経済学」である。本書では、商人の経済学を導入して、自分の藩の経営に成功した例、あるいは失敗した例を、意外な人物のエピソードを中心に紹介する。現在まで続いているリストラの本当の姿はどうあるべきか—を改めて振り返るヒント満載。

目次

  • 1 予算システムのハシリ
  • 2 米経済に破れた天下人たち
  • 3 江戸商人の不況克服法
  • 4 武士の商人化—由利公正
  • 5 滞貨は不況を長期化する—山下幸内の意見
  • 6 藩札のこと
  • 7 藩貿易における王道と覇道—由利公正
  • 8 射利を目的に据える—坂本龍馬
  • 9 貨幣経済の進行を直視—田沼意次
  • 10 忠義も財貨なり—海保青陵
  • 11 長州藩の財政改革

「BOOKデータベース」 より

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