詩に映るゲーテの生涯
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詩に映るゲーテの生涯
(丸善ライブラリー, 186)
丸善, 1996.3
- タイトル読み
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シ ニ ウツル ゲーテ ノ ショウガイ
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注記
ゲーテ略年譜: p306
簡易歴史年表: p307
ゲーテ関連地図: p308
ヴァイマル近辺およびライン・マイン地方: p309
内容説明・目次
内容説明
19世紀後半にドイツ市民社会の偽善的道徳律によって飾り立てられたゲーテ像は、現実のゲーテとは本質的なところですれ違っている。本書では、既成のゲーテ像を解体し、ヨーロッパの大変動期に生きたゲーテの真の魅力にせまる。
目次
- 近世都市の特権的少年—「一千七百五十七年の喜ばしき年明けに」
- 帝国都市から小パリへ—「フリデリーケ・エーザー様御許に」
- 青年の至福、そして暗い影—「五月の祭り」
- 華やかなる文壇登場と絶体的喪失の感覚—「トゥーレの王」
- ヴァイマル宮廷での実務と詩—「ハンス・ザックスの詩的使命」
- 愛の乾溜 シュタイン夫人—「何故そなたは運命よ」
- 自然存在の悦楽と悲しみ—『ローマ悲歌』
- 盗み取られた生の安逸—『ヴェネチア短唱』
- フランス革命と内的危機—「コフタの歌」「芸術家の権能」
- 命綱としての社会的正義—『クセーニエン(風刺短詩)』〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より