退屈な迷宮 : 「北朝鮮」とは何だったのか

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退屈な迷宮 : 「北朝鮮」とは何だったのか

関川夏央著

(新潮文庫, せ-6-3)

新潮社, 1996.4

タイトル読み

タイクツナ メイキュウ : キタチョウセン トワ ナニ ダッタ ノカ

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注記

朝鮮半島および関連事項略年表:p403〜452

内容説明・目次

内容説明

最初の旅では、「宗教的聖地」平壌の威容に驚き果てた。二度目は、マスゲームに象徴される集団主義に痛ましさを感じ、三度目には、変化なき単調さに退屈を覚えた—。’87年以来三度の北朝鮮旅行を終え、常識人の眼で確かめた迷宮の運命を報告。さらに、韓国、中国、日本との歴史的関係を逆照射する。「戦後日本」を検証する鏡であった「朝鮮半島」を徹底解読した教養ノンフィクション。

目次

  • 朝鮮半島は日本の「戦後」時代を映す鏡である
  • 北朝鮮マジカル・パッケージ・ツアー
  • 日本「常識人」の北朝鮮観光
  • ソウル五輪が残したもの
  • 「普通の人が生きていた」—ある韓国人作家の北朝鮮報告
  • 1989年の朝鮮半島
  • 中朝国境から見る風景
  • ルーマニアと北朝鮮
  • 「意外な展開」の9月—日朝会談の実情
  • 賑わう神々
  • 退屈な迷宮
  • 民族主義という軛

「BOOKデータベース」 より

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