反解釈
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書誌事項
反解釈
(ちくま学芸文庫, [ソ-1-1])
筑摩書房, 1996.3
- タイトル別名
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Against interpretation
- タイトル読み
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ハンカイシャク
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注記
その他の訳者: 出淵博, 由良君美, 海老根宏, 河村錠一郎, 喜志哲雄
底本: 「反解釈」(竹内書店新社, 1971年6月刊)
内容説明・目次
内容説明
「われわれの文化の基盤は過剰、生産過剰にある。その結果、われわれの感覚的経験は着実に鋭敏さを失いつつある。…われわれはもっと多くを見、もっと多くを聞き、もっと多くを感じるようにならなければならない」。「内容」や「解釈」を偏重するこれまでの批評に対し、「形式」を感受する官能美学の復権を唱えた60年代のマニフェスト。「批評の機能は、作品がいかにしてそのものであるかを、いや作品がまさにそのものであることを、明らかにすることであって、作品が何を意味しているかを示すことではない。解釈の代わりに、われわれは芸術の官能美学を必要としている」。
目次
- 反解釈
- 様式について
- 模範的苦悩者としての芸術家
- シモーヌ・ヴェーユ
- カミュの『ノートブック』
- ミシェル・レリスの『成熟の年齢』
- 英雄としての文化人類学者
- ジェルジ・ルカーチの文学論
- サルトルの『聖ジュネ』
- ナタリー・サロートと小説〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より