「食」の記号学 : ヒトは「言葉」で食べる
著者
書誌事項
「食」の記号学 : ヒトは「言葉」で食べる
(大修館・ドルフィン・ブックス)
大修館書店, 1996.5
- タイトル別名
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食の記号学 : ヒトは言葉で食べる
- タイトル読み
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ショク ノ キゴウガク : ヒト ワ コトバ デ タベル
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内容説明・目次
内容説明
カルシウムを摂取するために毎朝牛乳を飲み、不足しがちな食物繊維はサラダで補う。添加物には注意を払い、多色多彩な食材に気を配る。…もはや私たちが食べているのは、個々の「食べ物」ではなく、それぞれに託された「意味」なのではないか。物体を肉体に摂り込む「食」というプロセスを、記号学という飛び道具を武器に描き出す。
目次
- 1 オードブル(ただそれだけの理由—「悪玉食品」を弁護する;内部調整と外部調整—食事を改善する二つの道;食品の分類—食文化はエコノミーである ほか)
- 2 メイン・ディッシュ(雑音の始末—象徴秩序は食をカオスから救う;猩々緋の鎧—コピー食品はこうして生まれる;食品添加物—食物観と国家観は地つづきである ほか)
- 3 デザート(メタボリズム整理法—教授室は人体である;場の理論—「北信流」車座の宴;文豪の影—『日本米食史』と『護持院ケ原の敵討』 ほか)
「BOOKデータベース」 より