さまよえる旅人たち : 英米文学に見る近代自我「彷徨」の軌跡

書誌事項

さまよえる旅人たち : 英米文学に見る近代自我「彷徨」の軌跡

荻野昌利著

(南山大学学術叢書)

研究社出版, 1996.5

タイトル別名

さまよえる旅人たち : 英米文学に見る近代自我彷徨の軌跡

タイトル読み

サマヨエル タビビト タチ : エイベイ ブンガク ニ ミル キンダイ ジガ 「ホウコウ」 ノ キセキ

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内容説明・目次

内容説明

近代の自我意識は、時代の進展に連れてますます混迷の度合いを深め、そして「彷徨」のテーマもまた、価値観の喪失と自己疎外に悩む近代人の悲劇的状況を鋭く反映するものとなってゆく…本書は、18世紀後半から現代に至る英米の代表的作家をつぶさに点検することで、そうした現象を明らかにし、さらにそこから現代社会が抱える深刻な問題を解きほぐそうと試みるものである…。

目次

  • 第1部 迷宮世界への旅立ち—ゴシック小説とその作家像
  • 第2部 迷宮の巡礼者たち—ロマン派の詩人とその周辺
  • 第3部 都会の放浪者たち—ヴィクトリア朝における
  • 第4部 クォ・ヴァディス(君、いずこへ行くや)—20世紀の放浪者たち
  • 第5部 長き旅路の果て—アメリカ文学における「彷徨」の主題

「BOOKデータベース」 より

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