行為としての小説 : ナラトロジーを超えて
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書誌事項
行為としての小説 : ナラトロジーを超えて
([叢書]物語の冒険)
新曜社, 1996.6
- タイトル読み
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コウイ トシテノ ショウセツ : ナラトロジー オ コエテ
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注記
参考文献: p242-243
内容説明・目次
内容説明
物語行為として日本近代文学を読む—語る行為に先立って物語内容は存在しない。誰が、何のために、誰に向かって語っているのかという視点から読み直すとき、よく知られた日本文学の名作—『雁』『草枕』『卍』『黒い雨』—も全く新しい姿を現わす。
目次
- 序章 方法論に代えて
- 第1章 物語の拒絶、物語の侵食—『草枕』
- 第2章 見る女・見ない男 語る女・黙る男—『雁』
- 第3章 話声と記述の饗宴—『卍』
- 第4章 記述への執念—『黒い雨』
- 終章 物語論としての物語—金井美恵子の場合を軸として
「BOOKデータベース」 より