金瓶梅 : 天下第一の奇書

書誌事項

金瓶梅 : 天下第一の奇書

日下翠著

(中公新書, 1312)

中央公論社, 1996.7

タイトル読み

キンペイバイ : テンカ ダイイチ ノ キショ

内容説明・目次

内容説明

天下第一の奇書といわれる『金瓶梅』は、中国でたびたび発禁の憂き目を見ながら、四百年間読み続けられてきた。描く世界は主人公西門慶の家庭内の出来事を中心にした「飲食男女」すなわち日常生活であるが、その裏に人の心の深い闇を覗かせる凄味に満ちた作品である。本書は西門慶の人物像と、それぞれ個性豊かに描かれる彼を巡る女性たちの魅力を探り、明代に現れた型破りの小説への一つの「読み」を呈示し、奇書たる由縁を追求する。

目次

  • 第1章 『金瓶梅』の描写の特殊性
  • 第2章 『水滸伝』と『金瓶梅』
  • 第3章 『金瓶梅』の女性たち
  • 第4章 西門慶
  • 第5章 応伯爵
  • 第6章 お父様と呼ぶ女たち
  • 第7章 従来の『金瓶梅』研究について
  • 第8章 現代の『金瓶梅』
  • 第9章 終わりに

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN14740259
  • ISBN
    • 4121013123
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    v, 242p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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