Bibliographic Information

過去を復元する : 最節約原理,進化論,推論

エリオット・ソーバー著 ; 三中信宏訳

蒼樹書房, 1996.7

Other Title

Reconstructing the past : parsimony, evolution, and inference

過去を復元する : 最節約原理進化論推論

Title Transcription

カコ オ フクゲン スル : サイセツヤク ゲンリ シンカロン スイロン

Available at  / 85 libraries

Note

参考文献: p[305]-312

Description and Table of Contents

Description

過去の進化プロセスが生んだ系統(血縁)関係は、現生生物データからいかにして推定されるだろうか。データにもとづく系統関係の推定とはいったい何を意味し、いかなる前提が系統推定の背後に存在し、その前提の妥当性はどのようにして示されるのか、と著者E.ソーバーは問いかける。そして系統体系学を評価するための有効な尺度、単純性/最節約性の概念を適用した事例を紹介し、哲学・生物学・統計学を綜合して、最節約原理が系統の手段としていかなる場合に役立つかを示している。進化生物学のなかで、系統推定は論争の的になっている。この科学論争を広い文脈でとらえた本書は、進化学・系統学のみならず生物哲学への秀れた貢献といえよう。

Table of Contents

  • 第1章 生物学からみた系統推定問題
  • 第2章 哲学からみた単純性問題
  • 第3章 共通原因の原理
  • 第4章 分岐学—仮説演繹主義の限界
  • 第5章 最節約性・尤度・一致性
  • 第6章 系統分岐プロセスのモデル

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Details

  • NCID
    BN14917846
  • ISBN
    • 478913055X
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    318p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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