対象関係論的精神療法
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対象関係論的精神療法
金剛出版, 1996.8
- タイトル読み
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タイショウ カンケイロンテキ セイシン リョウホウ
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注記
文献: 章末
初出一覧: p284-285
内容説明・目次
内容説明
精神分析学について幅広い知識と豊富な臨床経験を持つ著者は、対象関係論の視点をとりいれ、日常臨床の積み重ねの中から著者流の精神療法を築き上げた。本書には、著者の多岐にわたる臨床的研究の成果が盛り込まれている。現在の精神療法の領域における臨床的諸問題に関し、著者の最も得意とする思春期・境界例に関する論考をはじめ、神経症・うつ病・精神分裂病等、さまざまな精神疾患への実践的精神療法、また精神分析的精神療法と家族療法という治療的アプローチの観点からまとめた実践的技法論、前思春期発達の問題としての初潮周辺症候群の提唱等が収録されている。
目次
- 序編(言葉のもつ破壊性と創造性;同性関係から異性関係へ向かって ほか)
- 思春期青年期の精神療法の実際(精神療法における前思春期発達の意義;臨床における症状消失と問題解決 ほか)
- 境界例と人格障害をめぐって(境界例概念はどのように発達してきたか;境界例の治療体験は力動的精神療法をどのように変えたか ほか)
- 精神療法技法の展開(精神分析療法の適応と禁忌;力点の移動した分裂病の精神療法 ほか)
「BOOKデータベース」 より