Bibliographic Information

青春の門

五木寛之著

(講談社文庫)

講談社, 1989.12-1990.5

改訂新版

  • 筑豊篇
  • 自立篇
  • 放浪篇
  • 堕落篇
  • 望郷篇
  • 再起篇

Title Transcription

セイシュン ノ モン

Description and Table of Contents
Volume

筑豊篇 ISBN 9784061845954

Description

誰もが一度は通りすぎる、そしてただ一度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生への希望と旅立ち…。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン第1部。著者の全面的な加筆を得た改訂新版全6巻、刊行開始。
Volume

自立篇 ISBN 9784061845961

Description

筑豊の山河を後に、1人上京した伊吹信介。大学入学第1日目の失望、そして次々に開かれていく東京という未知の世界の扉。苦しい日々のなかの熱い友情と異性への想い。信介はいま青春のただなかにいる。だが、自らの命を賭ける夢は依然として見いだせない。青年のみずみずしい魂の昂揚と愛をヒューマンに描く大河ロマン〈改訂新版〉第2部。
Volume

放浪篇 ISBN 9784061845978

Description

末知の世界を求めて東京を旅立った伊吹信介。演劇への志に結ばれた仲間とともに冬の海峡を越えた信介は、いま函館に。若者のまえに立ちはだかる巨大な港の暴力。北国の街に青春の意味を模索する放浪の群像。彼らにはいったい何ができるのか?ひたむきに人生の意味を問い、圧倒的な共感を呼びおこす大河ロマン〈改訂新版〉第三部。
Volume

堕落篇 ISBN 9784061845985

Description

人間は生き、人間は堕ちる—春浅い北海道をあとに上京した信介の、重く澱んだ倦怠の日々。歌手を目ざす織江は去り、学友たちは政治運動に春青を賭ける。訣別の哀しみと、熱い屈辱感のなか、降りつのる雨に濡れながら、信介は限りない虚無を見つめていた。苛酷な運命に翻弄される青春の苦悩を描く大河ロマン〈改訂新版〉第四部。
Volume

望郷篇 ISBN 9784061846159

Description

屈辱感にさいなまれながら、なつかしい筑豊に帰った信介。だが、そこに待っていたのは塙組の没落と、恩人竜五郎の死だった。さらば筑豊、さらば香春岳…。孤独だが、自由の身となった信介は、ふたたび新しい旅に立とうとする。青春の苦悩と息遣いを雄大なスケールで描く大河ロマン〈改訂新版〉第五部。
Volume

再起篇 ISBN 9784061846166

Description

ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発!混純とした現代をいちずに生きる若者の魂が熱い共感を呼んで、大河ロマンいよいよ〈改訂新版〉第6部。

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Details
  • NCID
    BN15091399
  • ISBN
    • 4061845950
    • 4061845969
    • 4061845977
    • 4061845985
    • 4061846159
    • 4061846167
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    6冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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