ティツィアーノ《パウルス3世とその孫たち》 : 閥族主義と国家肖像画

書誌事項

ティツィアーノ《パウルス3世とその孫たち》 : 閥族主義と国家肖像画

ロベルト・ザッペリ著 ; 吉川登訳

(作品とコンテクスト)

三元社, 1996.8

タイトル別名

Tizian, Paul III. und seine Enkel : Nepotismus und Staatsportrait

Tiziano, Paolo III e i suoi nipoti : nepotismo e ritratto di stato

タイトル読み

ティツィアーノ パウルス 3セイ ト ソノ マゴ タチ : バツゾク シュギ ト コッカ ショウゾウガ

大学図書館所蔵 件 / 79

注記

イタリア語原著 (Torino : Boringhieri, 1990) のドイツ語版 (Frankfurt am Main : Fischer Taschenbuch, 1990. Horst Bredekamp訳) の全訳

巻末折り込図1枚

注: p140-145

ティツィアーノの生涯に関する年表: p146-147

参考文献: p149

付: 「作品とコンテクスト編集者の緒言」 / クラウス・ヘルディング著 ; 吉川登訳 (4p, 17cm)

内容説明・目次

内容説明

『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの最も多い絵画の一つである。この絵において、なぜ教皇の二人の孫アレッサンドロとオッターヴィオだけが描かれ、彼の息子ピエル・ルイージや他の二人の孫オラツィオとラヌッチオは描かれなかったのか?なぜ絵画の制作が中断されたのか、そして、画家は別れを告げたが、ティツィアーノとファルネーゼ家との関係がそこなわれなかったのはなぜか?依頼者の希望で伝えられるはずであった政治的メッセージを人々に理解させるのに、画家はどのような芸術的手段を用いてこれに成功したのか?文献的及び図像的資料の研究によって、著者は、上記の問に対し、説得力のある答えを出すことができた。同時に、本書で示された分析は、美術史研究のかかえているアクチュアルな諸問題を討論の対象にすえる機会をも提供している。

目次

  • 第1章 未完の肖像画、『パウルス3世とその孫たち』
  • 第2章 肖像画の政治的機能
  • 第3章 画家の思惑
  • 第4章 肖像に滑り込まされる野望
  • 第5章 野望の結末、そして絵が語るもの

「BOOKデータベース」 より

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