書誌事項

聖と呪力の人類学

佐々木宏幹 [著]

(講談社学術文庫, [1251])

講談社, 1996.10

タイトル別名

聖と呪力 : 日本宗教の人類学序説

タイトル読み

セイ ト ジュリョク ノ ジンルイガク

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注記

「聖と呪力:日本宗教の人類学序説」 (青弓社 1989年刊) の改題改版

参考文献: p286

内容説明・目次

内容説明

聖なる秘仏は呪力を持つとされ、人びとはこの力の現世利益を求めて集まる。著者は、このような仏教と呪力信仰との関係を理解するためのヒントを民俗信仰のなかに見る。たとえば、わが国の民俗レベルの呪力信仰の中心に活躍するシャーマンたちとその宗教施設は、東北や南西諸島に限らず、むしろ東京などの大都市圏に多く存在するという。聖と呪力をめぐる問題を宗教人類学的に考察した期待の力作。

目次

  • 1 霊魂と民俗信仰(民俗信仰とアニミズム文化;「死」の民俗;「葬祭=仏教」と霊魂観)
  • 2 民俗宗教の諸相(沖縄・久高島のイザイホー;「カゼ」と「インネン」—長崎県・福江島の宗教文化;都市シャーマニズムの考現学 ほか)
  • 3 聖と呪力(僧の呪師化と王の祭司化;巫的文化の諸相—『宇治拾遺物語』の考察;憑入・憑着・憑感—憑霊の概念 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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