太閤秀吉と秀次謀反
Author(s)
Bibliographic Information
太閤秀吉と秀次謀反
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1996.10
- Title Transcription
-
タイコウ ヒデヨシ ト ヒデツグ ムホン
Available at / 41 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
「大かうさまぐんき」私注.
Description and Table of Contents
Description
織田信長に仕え、『信長記』を残した太田牛一。その牛一が晩年、豊臣秀吉についても記録を残そうとした。それが『大かうさまぐんき』である。しかしこれは、秀吉の栄耀栄華の事績ではなく、甥秀次謀反の事件から説き起こされる。後継者に任じられながら、秀頼誕生ののち謀反の廉で処刑された秀次の悲劇—太閤秀吉晩年の汚点。秀次謀反の真偽のほどは?秀次のひととなりは?激動の戦国時代を辛くも生き抜いた老武者・牛一の、内面の苦悩が『大かうさまぐんき』の行間に表われていないか。室町ごころと国語史学・文章心理学からのアプローチによって、秀次の悲劇の真実に迫る。
Table of Contents
- 1 『大かうさまぐんき』の翻刻(本書関連部分)
- 2 秀次事件を読む—『大かうさまぐんき』私注
- 3 『大かうさまぐんき』の今後の流れ
by "BOOK database"