プロテスタンティズムと資本主義 : ウェーバー・テーゼの宗教史的批判

書誌事項

プロテスタンティズムと資本主義 : ウェーバー・テーゼの宗教史的批判

椎名重明著

東京大学出版会, 1996.10

タイトル別名

Protestantism and capitalism : a religio-historic criticism of the Weber thesis

タイトル読み

プロテスタンティズム ト シホン シュギ : ウェーバー テーゼ ノ シュウキョウシテキ ヒハン

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注記

VTは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

本書は、プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(エートス)との歴史的因果関係に関するいわゆる「ウェーバー・テーゼ」の批判を主題としている。批判の対象は、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』や『プロテスタンティズムのゼクテ(教派)と資本主義の精神』等にみられるウェーバーの方法(シェーマと論証)である。ウェーバーの所論それ自体を問題とするものであって、ウェーバー研究の方法や特定のウェーバー解釈を批判の対象とするものではない。

目次

  • 第1章 ルターの「ベルーフ」概念と「救いの確証」
  • 第2章 ウェーバー「合理的禁欲」論の問題点
  • 第3章 行為による救いの確証と確信
  • 第4章 ウェーバーのカルヴィニズム論—ベザとバックスターを中心に
  • 第5章 ウェーバーの「寛容」Toleranz論
  • 補論 社会史—トーニーとハモンド

「BOOKデータベース」 より

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