書誌事項

現代文学と神の死

チャールズ・I・グリックスバーグ著 ; 本田錦一郎, 久野寛之共訳

松柏社, 1996.10

タイトル別名

Modern literature and the death of god

タイトル読み

ゲンダイ ブンガク ト カミ ノ シ

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内容説明・目次

内容説明

欧米の現代文学の荒廃の要因、文化の無化、不条理の根底に、著者は、ダーウィンに始まり、直接にはニーチェに至ってその極に達する「神の死」を見る。ドストエフスキー、グリーンらの聖と俗の狭間に彷徨う作家たちの存在意義を問いつつ、現代作家カフカ、カミュ、ジョイス、ベケット、ヘミングウェイらの作品を克明に分析。啓蒙性と革新性を併せもつ、出色の批評。

目次

  • 第1部 信仰の喪失(現代文学と神の死;神と疎外された自我;エロスと神の死)
  • 第2部 神の探求(キルケゴールとニーチェ;ドストエフスキーと宗教の問題;自殺の文学;小説における聖秘なるもの;宗教と小説;小説におけるカトリック教;無信仰の時代における悲劇の弁証法)
  • 第3部 要約(結び)

「BOOKデータベース」 より

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