レスビアンの歴史
著者
書誌事項
レスビアンの歴史
筑摩書房, 1996.11
- タイトル別名
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Odd girls and twilight lovers : a history of lesbian life in twentieth-century America
- タイトル読み
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レスビアン ノ レキシ
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注記
原著(New York : Columbia University Press, 1991)の全訳
事項・人名索引: 巻末p1-17
内容説明・目次
内容説明
女は男に愛されなければ、経済的に支えられなければ、生きてはゆけないのだろうか—フェミニズムの登場以前に、その問いに真摯に立ち向かった女たちがいた。女を人生のパートナーに選んだ女たちである。19世紀末、「ロマンティックな友情」と呼ばれて称賛された女どうしの友情と愛は、性科学の隆盛とともに「変態」の烙印をおされ、“女らしくない”ふるまいはすべて「レスビアン」とみなされるようになる。そして60年代のゲイ解放運動の爆発、レスビアン・セックス論争…。19世紀末から90年代の現在に至る、アメリカ100年の女性愛の歴史。ピューリッツァー賞候補。ラムダブック賞受賞。
目次
- 第1章 女どうしの愛—20世紀の「ロマンティックな友情」
- 第2章 蕾に巣食う虫—初期の性科学者たちと女性愛
- 第3章 小粋なレスビアン—実験と抑圧の1920年代
- 第4章 荒地にオアシス—1930年代
- 第5章 裸のアマゾネスと変態娘たち—第二次世界大戦とその余波
- 第6章 口にするもはばかる愛—マッカーシズムとその遺産
- 第7章 ブッチ、フェム、カイカイ—1950〜60年代におけるレスビアン・サブカルチャーの創造
- 第8章 ゲイ革命—1960〜70年代
- 第9章 「レスビアン・ネーション」に向けて—1970年代の「女と一体化した女」
- 第10章 レスビアン・セックス論争—1980年代
- 第11章 バベルの塔からコミュニティへ—現在、そして未来
「BOOKデータベース」 より