祖国まで : 岩間典夫の半世紀

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祖国まで : 岩間典夫の半世紀

坂本龍彦著

恒文社, 1997.1

タイトル読み

ソコク マデ : イワマ ノリオ ノ ハンセイキ

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内容説明・目次

内容説明

オロチョン族として生きた日本人岩間典夫の数奇な運命。満蒙開拓青少年義勇軍・最後の帰還者。戦時下の中国・満州に渡った十四歳の少年は、幾多の困苦をくぐりぬけ、五十三年の後、オロチョン族の妻と家族をともない、初老の男となって故国に永住帰国した。激動の時代に、ふたつの国に生きた男の波乱に満ちた愛と感動のドキュメンタリー。

目次

  • なみだ—望郷の思い切なく
  • 満州—十六歳の夏「裏切られた」
  • 開拓団と義勇軍—現地農民の犠牲の上に
  • 軍隊組織—訓練所はアンペラ小屋
  • 反乱—「虫ケラ」扱いへの怒り
  • 日ソの前線—主力は去り玉砕要員に
  • シベリア抑留—生きてこれたのが不思議
  • 八路軍—民衆から奪わず
  • 襲撃—オロチョン族の一員に
  • オロチョン族—興安嶺に生きる騎馬の民〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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