肉体の文化史 : 体構造と宿命
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書誌事項
肉体の文化史 : 体構造と宿命
(りぶらりあ選書)
法政大学出版局, 1997.1
- : 新装版
- タイトル別名
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Anatomy and destiny : a cultural history of the human body
- タイトル読み
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ニクタイ ノ ブンカシ : タイコウゾウ ト シュクメイ
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注記
1989年刊の新装版
内容説明・目次
内容説明
ヴィクトリア時代前期における信じがたいまでに厳格な性道徳の実態を説き、その徐々に崩壊して行く過程をたどる「肉体解放」の文化史。ファッションと芸術の変遷、精神=肉体関係の認識や性の科学的研究の発達を論じ、フロイトの貢献、ロレンスやミラーの文学、ナチの体育運動、サルトルの肉体哲学におよぶ。
目次
- ヴィクトリア時代の性道徳
- 服装が人体に加えた迫害
- 芸術に現れた人体
- 伝染病と人間関係
- 嗅覚の本体論と香りのハーモニー
- 性の疎外と性の淘汰
- 唯物論と精神=肉体の問題
- 電気を帯びた肉体
- 純潔な女性と卓越した男性
- ヴィクトリア朝時代の家族の生理学〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より