哲学, 女, 唄, そして -- : ファイヤアーベント自伝
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哲学, 女, 唄, そして -- : ファイヤアーベント自伝
産業図書, 1997.1
- Other Title
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Ammazzando il tempo
Killing time : the autobiography of Paul Feyerabend
- Title Transcription
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テツガク オンナ ウタ ソシテ : ファイヤアーベント ジデン
Access to Electronic Resource 1 items
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Limited
Available at / 108 libraries
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Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto Universityアフリカ専攻
134.9||Fey200008530926
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Note
著者の肖像あり
本書はP.Feyerabend:Killing time : the autobiography of Paul Feyerabend, The University of Chicago Press, 1995の全訳(訳者あとがきより)
索引: p271-281
Description and Table of Contents
Description
本書は類い稀な人生の記録である。ポール・ファイヤアーベントという、今世紀最も独創的で、最も影響力の大きかった知識人の一人が自ら綴ったこの物語は、その死の僅か数週間前に完成した。物理学と天文学の素養を持ったファイヤアーベントは、科学哲学者として最も著名な人物だった。しかし、この一般によく知られた人物の個人的な生活についてはほとんど誰も知らなかった。彼は、ヴィーンの中流の下の階層に生まれ、国際的な学問の世界に名をなすまでの自らの軌跡を跡付ける。彼は、抑え難い熱意と徹底した誠実さで、ナチ時代の生活や、ロシア戦線でのドイツ陸軍での体験を書き綴る。その戦場で彼は3発の弾丸を浴び、その結果、生涯の障害を負い、不能に悩まされ、死を迎えるまで続く苦痛と戦わなければならなかった。オペラ・テナーとしての約束された才能と音楽への自らの不朽の熱情、ヴィトゲンシュタインからブレヒトに至る様々な人物との出会い、無数の恋愛事件、4回の結婚、同時に四つの大学から終身在籍権を保証されたほどの圧倒的なキャリアなどを、彼は淡々と振り返る。学問的な自伝として書かれたものではないが、本書は60年に亙る世界の人間、思想、そしてそれらのせめぎ合いを、見事に跡付ける。
Table of Contents
- 家族
- 育ちゆく
- 高等学校で
- 占領と戦争
- アポルダとヴァイマール
- 大学と初期の旅
- セックス、歌、電磁気学
- ロンドンとその後
- ブリストル
- バークレイ、最初の20年〔ほか〕
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