仮名文の構文原理

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仮名文の構文原理

小松英雄著

笠間書院, 1997.2

タイトル読み

カナブン ノ コウブン ゲンリ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

和文の基本原理を明かした画期的な書。和歌や平安和文や現代語の口語言語では「話し手の脳裏に最初から整った“文”は構成されていないし、和文では、読み手に先が見通せない」したがって、「“文”を確定した上で構文を合理的に分析しようとする方法は、現実の発話の実態に即していない」このように、「句節をつぎつぎと継ぎ足して構成される形」の構文を“連接構文”と名づけ、それを和文の基本原理に据える画期的な提言。和歌、物語読者必読の書。

目次

  • 導論 仮名文の構文
  • 序章 はるは あけほの—和歌と和文と口頭言語との接点
  • 第1章 うめ に うくひす—語音俳列則
  • 第2章 そてひちて—動詞活用のパラダイム
  • 第3章 ひくらし—多重表現
  • 第4章 はるは きにけり—フォーカスの移動
  • 第5章 ながめせしまに—多重修飾
  • 第6章 仮名文の構文原理

「BOOKデータベース」 より

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