村山正治, 鵜養美昭編
金剛出版 2002.7
... 保護者との対話法をはじめ、非行、不登校、発達障害、いじめ、虐待、危機介入といったカウンセラーが学校で活動する際必ず必要となる知識から、教職員研修や「こころの授業」のノウハウ、スーパーヴァイジング時によく聞かれる質問、スクールカウンセラーのサポート・システムまで、幅広い議論がなされ、実践にすぐにでも役立つ内容である。また、河合隼雄氏の基調講演「教育の時間とこころの時間」も掲載した。 第1部 学校臨床心理士の実践的専門性(学校臨床心理業務の社会的意義;保護者と対面するときの心構え;学校アセスメント);第2部 子どもたちとのかかわり(非行臨床と関連専門機関;いじめ;不登校 ほか);第3部 ...
所蔵館149館
戸田輝夫著
かもがわ出版 2002.8
不登校は新しい生の創造へのステップ—。子どものこころとどう響き合ってゆくか。 1 不登校と子どもたちの現実—子どものこころと響き合うために(不登校との出会い;不登校とは何か;子どもたちのこころにどう響き合ってゆくか);2 広げ、ふくらましたい安心と自由と信頼の世界(神戸児童殺害事件が提起したもの—その課題を読みひらく;相次ぐ青少年の事件と求められている課題);3 不登校の子どもをもつ「親の会」の意味と機能(試論)(札幌に誕生した「親の会」;「親の会」研究の実情と考察の視座;「親の会」の営みの実際と課題)
所蔵館22館
弘中正美著
子どもの世界と遊び;第1部 遊戯療法の本質(遊戯療法とは何か;遊戯療法をベースとしたいくつかの鍵概念について;表現することと心理的治癒;心理療法における象徴的表現;日常的できごとにおける治癒的要因—心理臨床をめぐる日常性‐非日常性;家族をめぐる心理学的諸問題);第2部 遊戯療法の実際(不登校少女の遊戯療法;水との和解をテーマとして恐龍の世界を生きる男児の遊戯療法;行動のコントロールが効かない子どもの事例—てんかん発作の代理的・象徴的表現を通じて;ある緘黙症男児の遊戯療法の分析—萎縮した自我と肥大した自我;遊戯療法の教育・研修);今、子どもは病んでいるのか
所蔵館221館
友久久雄著
本願寺出版社 2002.6
浄土真宗僧侶・医学博士の著者が、こころとからだの健康を語る。 第1章 ありがとうの生き方をもとめて(すばらしいこころと行為に感銘;問い直される生死観;死のあり方を考える);第2章 こころのケアをもとめて(カウンセリングとは;不登校の子どもたち;ゆれる思春期;こころをのぞく);第3章 からだの健康をもとめて(生活習慣病への対応;いつまでも健康であるために;老いと生きる);第4章 輝くいのちをもとめて(輝くいのちをみつめて;ビハーラの実践人;ビハーラを越えて)
所蔵館15館
松田文子, 高橋超編著
北大路書房 2002.6
本書は、現在ますます深刻な問題となっている突発的・衝動的暴力行為や不登校に対して、どうすればよいのかの対策を、直接提示するというよりも、多次元的で柔軟な視点を養うことにより、“子どもの生きる力が育つ”という観点から、教師が子どもにどのような援助や指導ができるか、あるいは教師は日頃子どもとともになにができるかを、根本から考え直そうとするものである。 第1章 生徒指導の教育的意義と課題(生徒指導とは;生徒指導と教育課程に基づく指導との関係;生徒指導の課題);第2章 子どもの発達と自我形成(乳児期・幼児期;児童期;青年期);第3章 現代の子どもの抱える問題(自我形 ...
所蔵館137館
小林正幸著
ほんの森出版 2002.4
第1部 不登校の予防(不登校はなぜ増えてきたか;不登校を四タイプに分ける;不登校問題の形成要因;子どもたちはなぜ学校に行くのか;学校生活と子どもの耐性・社交性;子ども像四タイプに応じた指導;耐性と社交性を培うもの;耐性と社交性の基礎;いじめを生み出すもの;規範意識といじめ;攻撃性と被害者意識);第2部 再登校援助—教師ができることは何か(不登校はなぜ続くのか;感情面での悪循環;感情面で支えること;生活空間の狭まりと不登校状態の維持;生活空間の拡大でめざすこと;コーピング・スキルを育む;再登校・再適応を援助する;予期せぬ帰結としての教育問題)
所蔵館72館
楡木満生編
新書館 2002.7
不登校や非行やいじめなどの対策は、学校だけでも、家庭だけでも、地域だけでも成功しない。スクールカウンセラーを有効に活用するには、学校、保護者、地域社会が一体になった組織づくりがなされ、子どもをどう育てようとしているのかについてみんなの意見の一致がなされていかなければならないからである。このような時期にあって、最初に必要なのは、スクールカウンセラーおよび教育関係者全体や保護者が問題を表現するスクールカウンセリングの用語に慣れ、共通の言語を使えるようにすることである。本書はそのために書かれたものである。 1 いま学校で起きていること(いじめ;ひきこもり ほか);2 ...
所蔵館133館
矢部武著
共同通信社 2002.6
... け入れたアメリカ;第1部 体当たりのアメリカ生活で学んだサバイバル法(急病で病院にかつぎ込まれる;ロサンゼルスの移民学校は“人種のるつぼ”;教会で金髪の美女に一目惚れ;高校生の非行少年たちとの出会い ほか);第2部 やり直しのチャンスを与える国アメリカ(それでも僕がアメリカを嫌いにならない理由;不登校者や中退者にやり直しの機会を与える教育システム;いじめに苦しむ生徒への現実的な対応;少年犯罪者にもやり直しのチャンスは与えられる! ほか)
所蔵館14館
主婦と生活社 2002.3
... めにいま、家庭でやるべきことを徹底アドバイス。 第1章 週休2日で基礎学力は確実に落ちる?;第2章 私立・公立の差はひらくばかり?;第3章 受験戦争はますます厳しくなる?;第4章 塾の選び方で将来が決まる?;第5章 先生しだいで授業が変わる!?;第6章 学級崩壊・いじめ・不登校から子どもを守るために;第7章 今、親として何ができるか?
所蔵館1館
斎藤環著
PHP研究所 2002.7
読者対象を当事者、あるいは関係者に絞り込み、実用性を重視。「ひきこもり」で悩むすべての親に贈る、明日への処方箋。 「ひきこもり」は一二〇万人;なぜひきこもるのか;不登校は「ひきこもり」の前兆か;治療を受ける目安とは;治療者の選び方;「ひきこもり」の治療とは;他の病気も視野に入れて;治療にあたっての親の覚悟;はじめは親の通院から;コミュニケーションのとり方〔ほか〕
所蔵館184館
萩真沙子著
ポプラ社 2002.5
つまずいてから始まった。心がつながる温かい時間。9歳の息子はなぜ立ち止まったのか—「不登校」をめぐる家族の物語。 1 かすかなサイン;2 九年前の家族写真;3 何が彼を追いつめたのか;4 バトル鉛筆;5 「もう学校へは行かない」;6 家族の中で;7 九歳の選択;8 最後の賭けへ;9 ほんとうの旅立ち
所蔵館30館
坂田仰著
学事出版 2002.5
本書は、学校と社会の間で生じる今日的問題を、「法」というプリズムを通して分析しようとする試みである。 第1部 教育と社会—教育を取り巻く法環境(教育基本法と個人主義—自律的個人の養成;義務教育と不登校の権利—ホーム・エデュケーションの自由をめぐって;言語教育と国民統合—公用語をめぐって;教育権の所在—教育の自由再考 ほか);第2部 学校教育と法—学校の危機管理(体罰と懲戒処分—理念と現実の乖離;信教の自由と学校教育—政教分離の壁;生徒の表現の自由とその限界—民主主義を支える;学校における所持品検査—危機管理と子どもの権利 ほか)
所蔵館74館
姫野友美著
悠飛社 2002.6 ホット・ノンフィクション, . Yuhisha best doctor series
プロローグ—人生のピンチをチャンスに変えよう;第1部 思春期の心とからだ(「いつまでも子供でいたい!」—拒食症と過食症;なぜ学校に行けなくなるのか—不登校;子どもの心は飢えている—その他の心身症);第2部 若い人が直面する悩み(その行動、ちょっと変?—若い女性の依存症;どんな恋をしたいですか?—家族と恋愛の問題;社会に出た女性達「こんなはずじゃなかったのに…」—テクノストレス;職場のいい子も楽じゃない—職場の人間関係;中高年の心身症これから好きなことを、と思ったら…—燃えつき症候群);エピローグ—患者にとってクスリになる医者でありたい
所蔵館17館
杉山雅彦 [ほか] 編
昭和堂 2002.6
... 葉で解説。将来、こころの専門家を目指す高校生・大学生の必読書。 第1部 こころの専門家とは;第2部 こころの専門家が働く職場(教育の現場;医療・保健の現場;福祉の現場;労働・産業の現場;司法・矯正の現場;地域社会という現場);第3部 心の専門家が扱う対象(非行・不良行為;不登校;不眠;障害児);第4部 こころの専門家になるために(基礎心理学ノススメ;臨床心理学の専門カリキュラム;こころを扱う上での倫理)
所蔵館103館
手島純著
北斗出版 2002.3
自学自習を基礎にし、年配者も若者も、不登校者も中退者も、共に学ぶ通信制高校。学校の多様化が進む今日、「いつでも、どこでも、だれでも」学べるその柔軟なシステムが注目されている。Jリーガーほか卒業生や在校生へのインタビュー、全国の生徒・千百余名へのアンケート結果、アメリカの通信制高校訪問記も収録。知られざる通信教育の歴史も掘り起こす。 第1章 通信教育で学ぶ高校生;第2章 通信制高校の現状;第3章 通信教育のしくみと歴史;第4章 外国に見る通信制高校;第5章 通信制高校の今日的意義
所蔵館20館
伊藤美奈子著
岩波書店 2002.6 岩波アクティブ新書, 32
... れたわけ。スクールカウンセラーの仕事—五つの柱。思春期の子どもたちとどうつきあうか。不登校に取り組む。戸惑う教師とカウンセラーのサポート。今、子どもたちに必要なものは。 1 スクールカウンセラーって何をするの?(スクールカウンセラー導入にあたって;実際の仕事;スクールカウンセラーとして心得ること;スクールカウンセラーの専門性);2 思春期の子どもたち(思春期とはどんな時代?;思春期と言葉;生きていくたくましさの弱体化);3 不登校に取り組む(不登校の歴史と現状;不登校への関わり;不登校と思春期);4 教師へのサポート(教師へのエール;教師のメンタルヘルス;養護教諭との連携) ...
所蔵館147館
三池輝久 [著]
講談社 2002.5 講談社+α新書, 113-1B
学校こそが、子どものこころを蝕む原因だ。不登校は「心理的な問題」ではない。中枢神経機能障害、免疫機能障害などを伴う重い病気なのだ。無理に学校に行くことで、精神を崩壊させてしまう危険がある。 第1章 子どもたちの脳は変化している;第2章 子どもたちの脳は疲れはてている;第3章 「親が悪い」的子育て論はまちがい;第4章 子どもたちよ!学校を捨てよう!;第5章 少年犯罪は、「蝕まれた脳」がおこした;第6章 子どもを救ういくつかの方法;あとがき 大人の教育が、子どもの脳を蝕む
所蔵館51館
渋谷昌三, 小野寺敦子著
かんき出版 2002.5
... がりとはいうものの、微妙な力関係が社会を動かしている!?;3 「私」をよく知るための心理学—意外と気づかない自分の性格や無意識に閉ざされた心奥を覗いてみる!;4 「家族」の心理を読み解く—一組の男女が結婚し、子どもが生まれ、そして老いていく過程で揺れる心理とは?;5 「子ども」の心理を読み解く—不登校やひきこもり、非行へと走る子どもたちの心の内とは?;6 心のバランスはどう保てるか—トラウマやPTSD、統合失調症など、カウンセリングでの治療効果はあるのか?
所蔵館61館
斎藤次郎著
岩波書店 2002.2 岩波ジュニア新書, 392
自分の性格がきらいになったり、学校がいやで不登校になったり、失恋したり…。高校生の悩みはつきません。進学・就職などの進路、友だちや家族のことなど、いろいろな相談に、若者の味方を自認する著者が「元気だせよ」と声をかけながらアドバイスします。困っている親たちの相談も収録。 1 HELP!—悩む高校生編(友だちのこと、そして恋;こんな性格、直せますか;学校に行きたくない;受験の憂うつ、進路の不安;家族が頭痛のタネ);2 親だって困ってる編(高校生の同伴者として;茶髪・ケータイ・外泊);3 旅立つ人へ
所蔵館39館
丹治光浩編著
星和書店 2002.3
... 失敗とは何か;見える失敗、見えない失敗;失敗を活かす;小さな失敗、大きな失敗 ほか);第2章 臨床場面におけるさまざまな失敗事例(ターミナルケアにおいて、病状告知後、精神的変調をきたした事例;いつまでもゴールが見つけられない—「何も困っていない」と言う小学生の不登校・頻尿の事例;偽解決の偽解決—「誰からもかわいがられていない」と訴え不登校になった少女の母親との面接;治療が進まないことに治療者が焦り、追いつめてしまった事例 ほか)
所蔵館90館