早坂信子著
郵研社 2021.11
... る全五章。 第1章 昔、図書館にあったもの(すべてが手作業だった;製本室と製本師 ほか);第2章 江戸時代の図書館物語(書物の生産と大蔵書家の出現;岡蔵治の読書日記に見る公共図書館の源流 ほか);第3章 稿本という夢の形(埋もれた稿本;書き上げてから一七六年後に出版された只野真葛の『独考』 ほか);第4章 蔵書を守る人(戦時中の疎開本の選ばれ方;東洋文庫のモリソン・コレクション ほか);第5章 ブックレビュー「記憶と記録」(五・七・五は記録する;三・一一を記憶する ほか)
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松本久史 [ほか] 編集担当
國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 2021.2
本フォーラムの主催者の問題意識と学術的背景 国学における言語学の意義 国学、実学、朝鮮学--学術運動としての韓国「国学」研究の動向と展望 会沢正志斎における「天祖」の位置 只野真葛(1763-1825) : 近世の学者ネットワークとジェンダー 欧米における国学研究の過去から未来へ-- 研究史と津軽国学の紹介 コメント・総合討議
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只野真葛 [著] ; 勝山海百合現代語訳
荒蝦夷 2017.3 叢書東北の声, 34
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永井路子著
文藝春秋 2016.8 文春文庫, [な-2-54]
『赤蝦夷風説考』を上申した伊達藩藩医・工藤平助を父に持つあや子。最初の結婚は失敗し、その後、家の没落などの苦難を乗り越え、二度目の夫のもとで「書く」喜びに出会い、只野真葛を名乗る。封建社会の中、誰にも束縛されない自由闊達な文章、社会批判で滝沢馬琴も驚かせたその半生を生き生きと描いた歴史長篇。
ベティーナ・グラムリヒ=オカ著 ; 上野未央訳
岩田書院 2013.6 近世史研究叢書, 34
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赤坂憲雄[著]
荒蝦夷 2011.11 仙台学 : 歩く見る聞く仙台, Vol.13(2011)
地震・津波・原発事故 : 言葉でなにができるか 只野真葛の『奥州ばなし』(第三回) みちのく怪談 杉村顕道未刊行和訳唐詩選序文
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松島駿二郎著
冨山房インターナショナル 2011.8
... 、まっしぐらに飛翔した女たちを、科学、宗教、博物、音楽、芸能などの分野を横断的に、ピックアップしてみた。 ボロカス女に世間は共感した 林芙美子;音楽に抱擁され続けた人生 クララ・シューマン;目標に向かって邁進する強い女性 マリー・キュリー;江戸の才女、革命的な作品を執筆 只野真葛;南米の「虫愛づる姫」女性初の博物学者 マリア・シビラ・メーリアン;過酷な巡礼を重ねるパリジェンヌの冒険家 アレクサンドラ・ダビッド・ネール;人間性の解放を大らかに歌い続けた歌人 与謝野晶子;「砂漠の女王」と呼ばれたイラク建国の母 ガートルード・ベル;ロダンとの才能のぶつかり合い カミーユ・クローデル ...
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鈴木由紀子著
新潮社 2010.6 新潮新書, 369
... した時代なのである。本書では、平賀源内や杉田玄白、池大雅など、開国前夜ともいうべき時代を生きた先駆者たちを通して田沼時代を俯瞰する。 序章 十八世紀後半の日本をとりまく国際社会;第1章 田沼意次;第2章 平賀源内;第3章 杉田玄白;第4章 島津重豪;第5章 池大雅と玉瀾、只野真葛;第6章 工藤平助、最上徳内
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関民子文 ; 菊地ひと美絵
大月書店 2010.2 絵本日本女性史, 2
... お市の方と娘・孫たち;戦場のなかの女性;入鉄砲に出女;家と女性;心中の季節;女の生き方を説いた『女大学』;三行半と駆込み寺;武家の女性の暮らし;農家の女性の暮らし;町家の女性の暮らし;奥女中という仕事;遊女 華やかさと悲しさと;教育・文化の広がりと女性;社会や女性について論じた只野真葛;女性教祖の誕生;天保の改革と女性;捕らえられた男装の女性;尊王攘夷運動と女性
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前田勉著
ぺりかん社 2009.2
... に着目して;討論によるコミュニケーションの可能性;蘭学者の国際社会イメージ—世界地理書を中心に;国学者の西洋認識 ほか);第2編 国学と蘭学の交錯(近世日本の神話解釈—孤独な知識人の夢;山片蟠桃の「我日本」意識—神道・国学批判をめぐって;蘭学系知識人の「日本人」意識—司馬江漢と本多利明を中心に;只野真葛の思想 ほか)
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関民子著
吉川弘文館 2008.12 人物叢書 / 日本歴史学会編集, [通巻255]
: 新装版
... 学者たちが集い、世界情勢を物語る特異な場であった。女の手本を志し、経世済民を問い続け、やがて社会を批判し女性の闘争を宣言した『独考』を著す。工藤家の“廃絶”や出版を託した曲亭馬琴との絶交など、遠く仙台の地で失意の内に終えた生涯を通じ、江戸時代の女性像に変革を迫る。 第1 只野真葛の系譜—祖父母たち;第2 築地の家;第3 奥女中奉公;第4 工藤家の転変とあや子;第5 数寄屋町の家で;第6 再婚へ;第7 仙台のあや子—はじめの三年;第8 『独考』への助走;第9 『独考』;第10 馬琴と真葛
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北田幸恵著
學藝書林 2007.6
江戸末期から明治初期に活躍した只野真葛、江馬細香、清水紫琴、中島湘煙、樋口一葉らの漢詩、演説、評論、小説、日記を取り上げ、近代夜明けの女性表現の全体像を明らかにする。 書く女たち—江戸から明治へ;1 女性の発見—湘煙の登場;2 「私」と「社会」—紫琴の世界;3 越境するヒロインたち—一葉の流域;4 「少女性」と表現;5 日記という女性表現
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中央公論新社 2005.7 中公文庫, [な-12-12]
... 戦国の二人三脚、毛利元就の妻—『山霧』『元就、そして女たち』より;今川家を支えた寿桂尼—『姫の戦国』より;戦国一の美女、お市の方—『流星』より;庶民代表、北政所ねね—『王者の妻』より;信と不信の世界を生きた細川ガラシア—『朱なる十字架』より;乱世に波紋を描いたおごう—『乱紋』より;江戸の清少納言、只野真葛—『葛の葉抄 あや子、江戸を生きる』より
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中央公論新社 2002.7
... 戦国の二人三脚、毛利元就の妻—『山霧』『元就、そして女たち』より;今川家を支えた寿桂尼—『姫の戦国』より;戦国一の美女、お市の方—『流星』より;庶民代表、北政所ねね—『王者の妻』より;信と不信の世界を生きた細川ガラシア—『朱なる十字架』より;乱世に波紋を描いたおごう—『乱紋』より;江戸の清少納言只野真葛—『葛の葉抄—あや子、江戸を生きる』より
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澁沢龍彦編
河出書房新社 2000.10 河出文庫, . 言葉の標本函||コトバ ノ ヒョウホンバコ
... い庭園。 ホムンクルス(ゲーテ);ゴーレム(マイリンク);男が女になる(ヒポクラテス);去勢願望(フローベール);さまざまな去勢者(アンション);女が男になる(パレ);悪徳は選択からはじまる(コクトー);蝙蝠になった男(チェッリーニ);自分を食う男(フォルヌレ);影の病(只野真葛)〔ほか〕
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石崎昇子, 塩見美奈子編
吉川弘文館 1998.5 日本女性史論集 / 総合女性史研究会編, 8
... 中世小説に見る女性観 : 『あきみち』の場合 平民主義の婦人論 : 『国民之友』と『家庭雑誌』における 平安時代女性の真名漢籍の学習 : 一一世紀ごろを中心に 寺子屋と女師匠 : 江戸から明治へ 高等女学校令成立の思想的基盤 : 女子教育論分析を中心として 幕藩制解体期における一女性の社会批判 : 只野真葛の『独考』を中心に 明治期における西欧女性解放論の受容過程 : ジョン・スチュアート・ミル The Subjection of Women (女性の隷従) を中心に 「母性保護論争」の歴史的意義 : 「論争」から「運動」へのつながり 高群逸枝と『婦人戦線』 女性差別はいかに認識され ...
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中央公論社 1996.2 永井路子歴史小説全集 / 永井路子著, 17
江戸期には珍しい女性エッセイスト、只野真葛を描いた『葛の葉抄』、『炎環』以来ひさびさの連作小説『うたかたの』を収録。年譜付。古代から江戸まど、小説で辿る歴史の旅。
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只野真葛[著] ; 鈴木よね子校訂
国書刊行会 1994.2 叢書江戸文庫 / 高田衛, 原道生責任編集, 30
Available at 196 libraries
本田和子著
朝日新聞社 1992.10
... 控えめに語る少女の「珠玉の維新史」、動乱の幕末を静かに記録した主婦の日記などから浮かび上がる隠された江戸のこまやかな日々。江戸を読み、書き、生きた娘たちの軽やかな心性を探る新鮮な書き下ろし論考。 1 「女語り」する才女たち—父・娘コンプレックスの所産(父になり得ぬ娘の歎き—只野真葛『むかしばなし』;父の「江戸」・父の「東京」—今泉みね『名ごりの夢』;江戸の夕ばえ—娘らの瞳の中の残光);2 娘たちの変貌(「娘」というヒロイン—浮世にざわめく娘たち;規範・逸脱、そして願望;猶予期間の使い方—女芸・読み書き・江戸の水);3 もう1つの「女語り」—娘がたりの補いとして(静かな幕末 ...
佐伯彰一 [著]
講談社 1991.8 講談社学術文庫, 984
... の、私的なもの;勝小吉と鈴木牧之—私を語る根拠;内村鑑三(聖と俗;原型と独創);福沢諭吉—「俗」なる自我の魅力;フランクリンと福沢諭吉—俗なる自我を支えるもの;新井白石(武士的自我のかたち;父のイメージ);山鹿素行—武士的エゴチズムの系譜;松平定信—大ディレッタントの自我構造;江馬細香と頼山陽、只野真葛と滝沢馬琴—女流自伝の幻;7世市川中車と初代・3世中村仲蔵—演技者の自意識
Available at 118 libraries