小池陽慈著
笠間書院 2024.7
ピアノ 桜の樹の下には やまなし 第1章 芥川龍之介『ピアノ』(原文;登場する用語の検索;情景描写 ほか);第2章 梶井基次郎『桜の樹の下には』(原文;「謎」の提示;一見無茶に思える宣言と理由付け ほか);第3章 宮沢賢治『やまなし』(原文;「対比」をあぶりだす;「コード」という概念 ほか)
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芥川龍之介 [ほか] 著
新紀元社 2024.4
... のんきな患者 李陵 女抗主 縷紅新草 数々の名作を遺した文豪たちの最後の傑作を読む!なぜ彼らが文豪と呼ばれるのかがわかる傑作小説アンソロジー。それぞれの生涯を読み解く年表/代表作紹介/人物相関図/ゆかりの地など。文豪の仕事と人間像がわかるガイド付き! 1 芥川龍之介;2 太宰治;3 梶井基次郎;4 中島敦;5 夢野久作;6 泉鏡花
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高橋龍夫著
ミネルヴァ書房 2024.6 ミネルヴァ日本評伝選
芥川龍之介(一八九二〜一九二七)大正期の小説家。江戸趣味の旧家と野性的で進取の気性の血を引き、自然美と芸術的完成度を探究。社会主義にも関心を寄せ、最先端の手法により批評精神を貫いた。世界に翻訳され、欧米モダニズム文学に比肩するその創作営為の軌跡を辿る。 序章 世界文学としての芥川龍之介;第1章 作家以前―世紀末芸術の落とし子;第2章 芸術的醸成と創造への胎動;第3章 作家デビュー―教師生活から職業作家へ;第4章 文壇の寵児へ;第5章 中国滞在と社会意識の深化;第6章 モダニストとして―尖鋭なる表現意識;第7章 「窮すれば通ず」―苦闘の日々
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日本近代文学館編
日本近代文学館 2024.4
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秀明大学出版会 , SHI (発売) 2024.3
芥川を「見る」。初々しい若き日の姿から鬼気迫る晩年の表情まで。中国旅行アルバム一挙公開。 第1章 芥川龍之介の生涯;第2章 中国旅行;第3章 芥川龍之介の家
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安藤公美 [ほか] 著
日本キリスト教団出版局 2024.3
えっ?芥川龍之介、夏目漱石がキリスト教文学?はい。でも、なぜなのでしょうか。それぞれの作品の「あらすじ」がその理由を語ります。あらすじ自体が読みごたえのある優れた24の「物語」。 徳冨蘆花『思出の記』;国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』;正宗白鳥『何処へ』;島崎藤村『桜の実の熟する時』;夏目漱石『こころ』;倉田百三『出家とその弟子』;有島武郎『クララの出家』;芥川龍之介『奉教人の死』;芥川龍之介『南京の基督』;長与善郎『青銅の基督』;小林多喜二『蟹工船』;宮沢賢治『よだかの星』;北條民雄『いのちの初夜』;堀辰雄『風立ちぬ』;横光利一『旅愁』;中河与一『天の夕顔』;坂 ...
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山下昇著
松籟社 2024.2
... 戦争小説ミッチェルの『風と共に去りぬ』とウォーカーの『ジュビリー』 ノーノー・ボーイズ ウィリアム・フォークナー、ジョン・オカダ、エドワード・ミヤカワ 戦争、軍隊、性暴力とジェンダー ノラ・オッジャ・ケラーの『フォックス・ガール』とチャンネ・リーの『降伏した者』 フォークナーと三人の日本作家-芥川龍之介、太宰治、村上春樹 19世紀の作家ホーソーンからフォークナー、モリスン、現代のアジア系アメリカンの作家まで、幅広くアメリカ文学を論じる本書は、コンテクストとインターテクストという視点から、作品の特徴や相互影響関係を検討する。テクスト同士の、またテクストとコンテクストの交響を聞き取りながら ...
Available at 51 libraries
山根道公著
日本キリスト教団出版局 2024.2 遠藤周作探究, 3
遠藤周作の文学とキリスト教をつなぐもの 遠藤周作における聖書と文学 遠藤周作の人生と文学におけるイエス像 遠藤周作における文学と異文化体験 遠藤周作における吉満義彦体験 遠藤周作におけるカトリシズムの受容と発信 日本人の心に福音の喜びを届ける 遠藤周作と井上洋治 二十一世紀への遺言 芥川龍之介・遠藤周作、そして長崎 『沈黙』における歴史的素材の再構成 『沈黙』におけるイデオロギーと魂の問題 『イエスの生涯』におけるイエスとユダ 「影に対して」秘められた人生の真実 『侍』と東北キリシタン 『侍』と『スキャンダル』の間 『スキャンダル』の原題「老いの祈り」の意味するもの @@ ...
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鈴木秀子著
致知出版社 2024.2
... 名作文学は何を教えてくれるのか。60年以上、人々の心に寄り添ってきたシスターがあなたへ贈る幸せのレシピ。 第1章 悲しみの底に光がある(斎藤茂吉『赤光』;中野重治『菊の花』;ビョルンソン『父親』;板村真民「鳥は飛ばねばならぬ」);第2章 生かされて生きている(森鷗外『高瀬舟』;芥川龍之介『鼻』;土井晩翠『荒城の月』;ギ・ド・モーパッサン『首飾り』;宮澤賢治『なめとこ山の熊』);第3章 よりよき人生の心得(安岡章太郎『サアカスの馬』;志賀直哉『清兵衛と瓢簞』;レフ・トルストイ『イワンの馬鹿』;三好達治『裾野』;井伏鱒二『山椒魚』);第4章 心をひらく(夏目漱石『こころ』;川端康成『伊豆の踊子』 ...
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中村三春著
七月社 2024.2
... ―イーグルトンとウォルトンの虚構理論から;作者の理論・素描―加藤典洋・竹田青嗣のテクスト理論から;テクスト・断片・コンテクスト―三浦玲一のグローバル文化理論から;雑音調“例外状態”の文芸学―竹内敏雄の現代美学理論から);2 小説と映画の物語(蝕まれるべき友情―小説構造から見た『白樺』派の小説;芥川龍之介のメタフィクション;太宰治におけるテクスト様式の成立―初期小説の研究;太宰治と複合的小説構造―作品集『女の決闘』;太宰治『斜陽』とチェーホフ『桜の園』―ファルスのオリジナリティ;森敦「月山」の小説と映画―“境界”などというものはない;物語の変容 森敦『われ逝くもののごとく』と「ハーメルンの笛吹き男」 ...
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保科恵著
新典社 2024.3 新典社選書, 120
... 伊勢物語第四段の和歌の解釈から;言葉の意味に忠実に―虫愛づる姫君の用語「かたはら」;助動詞の表現と効果―「せたまふ」の示す意味;表現を受容する方法―古典文章の構文を考える;補論1 国語の文の表現構造 構文の認識を見直す―鎖型構文・文体の融合など;補論2 近代小説の表現解析 老婆論理と下人論理―芥川龍之介の羅生門
北村薫著
文藝春秋 2024.2
漱石と月 夏目漱石、芥川龍之介、松本清張…。あの文豪の、こんな謎も、お父さんが解決!
Available at 8 libraries
関川夏央編
中央公論新社 2024.1 中公文庫, [せ-9-3]
... 多くの名作を生み出した。本書では、小説・随筆・詩歌・日記と多彩な作品を取り上げ、それぞれに解説を付し、「日本の近代」を形作った装置としての鉄道と、その文学への影響を読み解く。 三四郎(抄)(夏目漱石);「一握の砂」より(石川啄木);網走まで(志賀直哉);煤煙(抄)(森田草平);舞踏会(芥川龍之介);「オホーツク挽歌」ほかより(宮沢賢治);「旅上」ほか(萩原朔太郎);「機関車」ほか(中野重治);旅愁(抄)(横光利一);応召記(抄)(山田風太郎);「断腸亭日乗 昭和二十年八月」より(永井荷風);鄙の長路(上林曉);区間阿房列車(抄)(内田百〓);循環急行と只見線全通の日(宮脇俊三);電車、 ...
芥川龍之介文 ; 寺門孝之画
河出書房新社 2024.1
Available at 15 libraries
栗原浩美監修
日外アソシエーツ 2024.1
4〜6年生
... 2011(平成23)年版から2024(令和6)年版までの小学校国語教科書(4年生、5年生、6年生)に出てくる物語文・詩・説明文196作品より、作品が掲載された図書568冊を収録。図書館でのレファレンス業務、読書指導にも役立つ一冊。巻末に「教科書別索引」「書名索引」付き。 芥川龍之介;阿部夏丸;天野夏美;あまんきみこ;安房直子;アンデルセン;池上嘉彦;池田謙一;石井桃子;いせひでこ;いとうひろし;いぬいとみこ;井上靖;猪熊葉子;今江祥智;今西祐行;今村葦子;今森光彦;上田敏;内堀タケシ〔ほか〕
Available at 53 libraries
彩図社文芸部編
彩図社 2024.1
... 文芸の商業化に苦言を呈する佐藤春夫;作家兼編集者たちの驚きの言動);第4章 愚痴や文句が喧嘩に発展(漱石の愚痴と癇癪;夏目漱石対自然主義作家たち;同業者をこき下ろす作家たち;菊池寛に企画をパクられたと怒る北原白秋);第5章 性愛がらみの問題発言(谷崎潤一郎の自由過ぎる性愛;軽はずみな発言を連発する芥川龍之介;遊びのつもりが痛い目に合う石川啄木)
田村隆編・解説
KADOKAWA 2023.11 角川文庫, 23915
成立から千年の時を経て世界文学となった『源氏物語』。現代では押しも押されもせぬ名作として愛読される本書の評価は、時代や評者によって毀誉褒貶があった。紫式部は狂言綺語の罪で地獄に落ちたと説く『宝物集』、愛ゆえに二度現代語訳した与謝野晶子、長すぎると苦言を呈した芥川龍之介、紫式部が和歌を重用した意図を探る馬場あき子…。精読ゆえの論難から読まず嫌いまで、古今それぞれの一家言をめぐる読書史アンソロジー。 1 古典篇(紫式部日記(紫式部);更級日記(菅原孝標女);無名草子(藤原俊成女);宝物集(平康頼);六百番歌合(藤原良経 主催);源氏物語表白(安居院聖覚);今物語(藤原信実) ...
Available at 6 libraries
KADOKAWA 2023.11 角川文庫, 23915 . [角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; C-124-1]
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[たばこと塩の博物館] [2023]
西原大輔著
七月堂 2023.12
第1部 近代日本文学(内田魯庵『くれの廿八日』とメキシコ殖民;漱石文学と植民地―大陸へ行く冒険者像;芥川龍之介「南京の基督」とフロベール;大正日本のアジア幻想;江戸趣味と支那趣味 ほか);第2部 近代日本美術(近代日本絵画のアジア表象;近代日本工芸と植民地;日本の帝国美術ネットワークと地方色論;上海の三岸好太郎;日本美術と満洲;近代日本美術の中の朝鮮)